414.不安との戦い
 議会活動をしていると、毎日、必ず嬉しい出来事に出会います。4年前も支援してくれたある方は4年前のことを覚えてくれていて、訪問を歓迎、新しい挑戦に期待してくれました。当時、一緒にここを訪れた人は現在この世にいませんから感慨深いものがあります。

 4年の間には多くの環境変化があるものです。周囲は変わっていないように思いますが、少しずつの変化が起きています。少しずつの変化が大きくなると変化を実感出来るのでしょうが、実は大きな変化も小さな変化から発生するものです。小さな変化なら私たちでも起こすことが可能です。自分が少し変わることで周囲も変化させることが出来るからです。それは良い方向にも、悪い方向にも導くことが出来る自分力です。使い方を誤らないように小さな変化を起こしたいものです。
 
 またある方は私の4年間の取り組みを知ってくれていて、昨年末から知人に声を掛けてくれていました。ところが本日お話して、今回の新しい挑戦について初めて分かったので、再度依頼に行かなければならないと笑って応えてくれました。「新しいことに挑戦することを頼もしく思いますし、どこまでも挑戦し続けて欲しい」と話してくれました。

 どこまでも遠く。未知の領域に挑戦する気概を持ちたいと思っています。
 ご恩を忘れない。いまがあるから将来があります。いま関わってくれている方を大切にすることを忘れる筈はありません。
 不安との戦い。道を切り拓くことは不安を伴います。ただ不安の先に希望がありますから、不安を避けていてはいつまで経っても希望に辿り着けません。不安に立ち向かう勇気を持ちたいものです。
 
 精神修養。事務所も持ち人との交流が盛んになると、経験したことのない様々な困難にぶつかります。これは事務所にいる人だけが分かるのですが、困難な案件に遭遇することは大変な精神修養になります。摩擦が起きて、脱皮を繰り返して人は成長するものです。
 信頼感。ボランティアの仕事では上下関係は通用しません。権限のある地位はありませんから、仕事はあくまでも人柄や品格で評価されます。人としての本当の実力が分かるから不思議です。
 
 人は変わるもの。挨拶が苦手だった人が挨拶出来るようになる。笑うことが出来なかった人が微笑むようになる。恥ずかしくて疑問点を人に聞けなかった人が質問出来るようになる。コミュニケーションが苦手な人が、少しずつ人と単発的な会話が出来るようになる。

 全て今回の後援会事務所内で生まれた真実です。人は人と接することで変わることが出来ます。この奇跡のような出来事を一番誇りたいのです。

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