407.大晦日
 2006年大晦日。一年が過ぎるのは本当に早く感じます。特に後半戦はあっと言う間に過ぎ去りました。周囲の多くの皆さんにとって2006年はこれからの活動の起点となった年であったようです。

 お互いが伸びようとする関係にいると相乗効果があるような気がします。今日もたくさんの交流と意見交換がありました。皆さんにとっても思い出深い2007年だったようですが、これらの場面にご一緒出来たことは嬉しいことです。

 何をしたのか分からない一年を過ごすよりも、ひとつでも心に残るものであって欲しいし、そしてそれらは言葉で記すことが絶対に必要です。活動した結果や思いは文字にしておかないとたちまち消え去り、自分の前に二度と姿を現すことはありません。足跡を消え去るのを待つよりも、今の時間を活用して小さな足跡でも積み重ねたいものです。積み重なった軌跡はやがて大きなものになるのは間違いありません。きっと大きな成果でも最初は小さなものであったと思います。

 2006年の皆さんの思いと新しい年への期待。言葉にすることで、2007年の末には全て実現していることだと思います。思いは言葉で表現させることで具体化し、具体化することで何をしたら良いのかが明確になり実現に向かいます。自分の思いを言葉に記すことから始まることがありますから、一年を振り返って次の節目に何をしたいのか明確にしておきたいものです。

 皆さんからいただいた意見の一部を紹介します。飛躍、再起、出会い、前向きな言葉に触れると元気になります。
地域をもう一度見直すために一から出直ししていますが、平成19年は再起を目指す年にします。

平成18年は和歌山市長選挙に伴う選挙違反や県知事と出納長の官製談合に伴う逮捕などがあり和歌山にとって大変な一年でした。平成19年は誇れる和歌山県に作り変えたいものです。県知事選の投票率を見ても、私達一人ひとりの力がどれだけ大切なことか良く分かった一年でもありました。一人が動くことで全体を動かせることも可能なのです。

うそをつくとそれに関連して30のうそをつくことになるそうです。これは心理学での観点からのものだそうですが、人を駄目にするのは軽いうそから発生する大きなうそです。汚職や収賄が世間を賑わさせていますが、この小さなうそをなくすことから始めたいものです。

新しい出会いがあった平成18年でした。これらの出会いがなければ前向きに進めなかったかも知れません。出会いに感謝しつつ、来年も素晴らしい人の出会いがありますように祈っています。

私にとって何十年か後になり振り返った時に、きっとターニングポイントになるであろう一年でした。良いことも、悪いことも、嬉しかったことも、悲しかったことも、全て明日からの自分のために抱えて輝ける2007年にしたいと思います。

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