72.水の話
 人の体の約70%は水でできています。何気なく飲んでいる水ですが、体を構成する元になっています。そのため良い水を補給することが健康の第一の要素です。専門家から見ると日本中の水が汚染されている現状で、きれいな水を確保し飲むことは難しくなっています。多くの種類のミネラルウォーターが販売されていますが、専門家でない限りどれが体に良いのか分かりません。

 一般的に言えるのは、加熱処理した水は味が変わるため非加熱が原則です。非加熱のものとは天然水を指し、天然水はフィルターで不純物を取り除いているため飲んでも安心できます。その天然水にも種類があります。バナジウム入りの水やにがりがブームですが、最も大切なことは含まれている栄養分のバランスです。何事もバランスが大切で、摂取しすぎても体に悪影響を及ぼします。
 硬水とは、カルシウムとマグネシウムを足して100mgを以上が基準です。100mgより小さい値のものが軟水です。硬水は体に良いのですが、摂取過多なると尿に石が混じるようになりますから適量にすべきです。日本人には硬水は適していません。バランスも大切で、カルシウム2に対してマグネシウム1の割合で摂取することが目安です。

 水を1日に2リットル取ることが体を健康に保ちます。そのため良い水が必要です。水を多く取ることは生活習慣病の予防に役立ちます。
 現代人はアエン摂取が不足しています。アエンは海藻類に含まれていますが、毎日食べるのはきついかも知れません。ストレスが発生するとアエンミネラルが出動してストレスホルモンを退治にかかりますが、アエンが不足するとストレスホルモンを抑えられなくなります。食物で補えない体に有効な成分を、ミネラルが豊富な水で吸収することが健康の秘訣となる理由が分かります。

 そして体に良いのは常温の飲み物です。冷たい飲み物は胃に負担をかけるので健康のためには飲み物を常温で飲むのがお勧めです。ウーロン茶やお茶も例外ではありません。夏でも冬でもその時の常温で飲むのが体に良いのです。
 寝る前は常温の水を2杯飲むと脳卒中を防ぐといわれています。お茶やビールは排尿作用があるため寝る前に飲んでも効果は少ないと聞きます。

 また、常温で飲むと飲み物の本当の味と成分が分かります。冷やされた飲み物はおいしく感じます。常温だとすっきりしている筈の飲み物が、実は甘くて飲みにくいと感じることがあります。これは糖分が多く含まれているためで体にあまり良くありません。このように常温なら本当の味が分かります。
 健康保持のために、朝起きてから寝るまでに常温の水2リットルの摂取をお薦めします。

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