平成19年6月21日(木)
B.平成19年6月
 和歌山県議会 要望
 要望をさせていただきます。企業誘致も産業創造も、対象となる相手に伝わる熱伝導が不可欠です。熱伝導がないところには何も生まれませんし、熱は人から人へと伝播するばかりか空気も一変させてしまいます。

 誘致のための補助金やインフラは勿論必要ですが、一緒になってこの地域を創り上げていく気持ちの熱伝導が絶対に必要なのです。本日も議場かモニターかで、どこかの企業関係者がこのやりとりを聴いているかも知れません。
分かっていただきたいのは、企業からの要望を否定から入るような殿様商法では、決して進出してくれないということです。最低限50%オールの立場で、企業からの要望にはスピードを持って提案するような姿勢を持って下さい。

 また、ご存知のように企業が動くためには、メインバンクや株主の意向が大きな影響を与えますから、採算計算は相当シビアなものになります。困難な課題を一緒になって解決に向けて考えてくれる姿勢を県が持たないことには進出を考えている企業の信頼を得られません。
 熱意とスピード感を持って。問い合わせに対しては、窓口を一つにして、そしてどうすれば諸課題を解決できるのかを企業の立場に立って誘致に努めて欲しいと思います。以上要望といたします。

 以上

平成19年6月 和歌山県議会一般質問について


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