平成21年12月10日(木) 和歌山新報より抜粋

都市再生機構が参画、美園町の再開発事業

 景気低迷により事業展開が大幅に遅れていた和歌山市美園町の都市再開発事業に独立行政法人都市再生機構が新たな共同事業者として参画することが9日、 県議会の片桐章浩議員 (真わかやま) の一般質問で明らかになった。 和歌山市によると現在、 県に事業計画見直しの認可を申請中。 来年2月にマンションなどの本体工事に着手し完成は平成23年7月の予定。
 同事業は当初、 土地所有者である和歌山市の 「昭和倉庫」 と大阪市のマンション分譲販売 「日本レイト」 が共同で計画。 民間主導による県内初の都市再開発事業として注目されていたが、景気低迷に伴い日本レイトが撤退。 新たな共同事業者を官民一体となって探していた。
 和歌山市によると、 11月中に都市再生機構が最終的な事業参画を決定。 今後、 共同事業者として事業資金を出資し事業のトータルコーディネーターを行う。 事業内容は変更なく、 年明け早々に古い倉庫を撤去し2月からマンション (78戸)、 ホテル (214室)、 商業棟を建設に着手。 マンションは都市再生機構が完成後にいったん取得し、 販売は同機構が選ぶ事業者が行う。 ホテルは取得する特定建築者を公募により選定する。
 全体の事業費は約40億円。 うち再開発ビルの整備に国4億円、 県・和歌山市が各2億円を補助する。 和歌山市都市整備課は 「不況で出口が見えなかったが、 新たな共同事業者が見つかりホッとしている」 と話している

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