683.幸せのつかみ方

 皆さんご存じの斎藤一人さん。幸運なことに話を聞く機会をいただきました。素晴らしい教えを伝えなければならないので、以下に書き記したいと思います。但し、個人の感想的文章ですから、斎藤一人さんの話した内容の主旨とは違った内容になっていると思います。あくまでも個人的な思いですのでご了承下さい。

 一般的に幸せの次は不幸せがやってきて、最終的には誰もが公平な人生が与えられていると思いますが実はそうではありません。幸せの次に幸せが来るものです。幸せを感じている人の元には次も幸せが、その次も幸せが訪れてくれます。幸せのつかみ方とは、幸せな気持ちで過ごすことでそれ以外にありません。絶対に不幸せがやってくると思ってはいけないのです。今幸せであるならば、この次も幸せに違いないのです。

 つまり幸せとは心の持ち方と考え方によります。寒い朝でも起きることが楽しいと思うと幸せに思いますし、寒いから厭だなぁと思うと不幸せになります。同じ行為でも心の持ち方で大きな違いが生じます。もうお判りですよね。小さなことでも幸せと思える人は、幸せな生活を過ごせる日々が訪れています。誰でも幸せと感じるような大きな幸せを待っていても、奇跡的な出来事に遭遇しない限り自分の下を訪れてくれません。考えても見て下さい。高額の宝くじに当たることやオバマ大統領に会えることなどは奇跡的な出来事ですが、そうそう訪れるものではないことは誰にでも分かることです。
ですから、幸せが積み重なった人生を、幸せと呼びます。大きな幸せでも、元は幸せの感じ方から始まっているのです。些細な出来事を嬉しいと思うか厭と思うかが、幸せかそうでないかの分岐点です。

 ところで不平と不満から幸せは絶対に生まれません。では希望から幸せが生まれるかと言うとそうでもないのです。希望とは現在が恵まれていない環境にいることを表しています。明るい希望は持つべきですが、今の環境が期待通りではないので状況変化が起きることに希望を持っていても好転しません。何故なら、その希望は現状に対する不満だからです。不満から幸せが生まれない定義がありますから、不満の裏返しの希望からは幸せは生まれないのです。

 それから牽引の法則というものがあります。自分が強く思ったことが自分のアイデアとして誕生しないことがあります。それでも心配することはありません。社会のために良いと強く思っていることは誰かの頭で閃いてこの世に誕生してきます。強く思い続けていると、それが巡って強く思っている自分のところにやってきます。つまり他人によって発見、発明されたものでも、強い思いのある人のところに引き寄せられてきますから心配はいりません。強く思うとそれを誰かが持って来てくれるのです。直感とは神様の領域のものです。神様がくれたものは直すのではなくて活かす必要があります。大抵の直感は正しいものですから、迷った時には直感を信じて行動すれば良いのです。


コラム トップページに戻る

前のコラムへ   /  次のコラムへ