681.議会中の一日

 県議会が始まると行動や時間の制約があります。そのため皆さんと直接懇談する時間が少なくなるのか残念です。ある一日の県議会内での活動を紹介します。

 取引先が倒産としたことを受けて連鎖倒産の危機にあり、年度末を乗り切るための資金繰りについての相談がありました。相談を受けたのが3月議会の最中ですから、年度末まで時間がありません。緊急を要する案件でしたから県と金融機関と調整し対応策を講じることが出来ました。

 仕事を探しているのに仕事が見つからないので生活に行き詰ったため、生活保護に関しての相談がありました。家もないし仕事もない、手持ち資金もないことから八方塞がりの状態です。緊急対策として、以前住居を構えていた集合住宅の理解を得て緊急避難的に住所を設け、仕事の紹介と生活保護に関しての協議を行いました。

 税金の相談。税金の滞納があり催促を受けてどうしようもない状態の方から相談がありました。税金の催促に対しては、支払い出来ない事情を正直に話すことが大切です。何も身ぐるみを剥がそうと思っている訳ではありませんから、やむを得ない事情であることが分かれば、理解した対応をしてくれる筈です。問題は逃げている態度や嘘を言っている場合です。滞納者が悪質な態度で接すると好感を持たれることはありませんから、誠意を持ってお願いする以外に方法はありません。逃げるではなくて直接担当箇所と話をすることで誠意が伝わりますから道も開けます。

 訴訟に関しての相談。民事の問題ですが当事者間で話し合いがつかなかったので裁判で争いたいとの相談がありました。しかし訴訟費用が準備できないため困ったことになりました。そのため法的機関の協力を得て、困っている立場の人を助ける方法を見出しました。
 
 福祉団体が主宰する作品展開催に関しての相談がありました。全国を巡る展示会なのですが、和歌山支部には十分な費用がないため会場を見つけられないようです。全国大会が11月に大阪市内で開催される予定ですが、その前のプレ展示会として和歌山県内で開催する計画なのです。和歌山県が福祉に優しいまちであることを示すためにも会場を見つけたいと考えています。

 勤めていた会社を退職したので次の仕事を紹介して欲しいと相談がありました。本人は3月中に仕事に就きたい希望があるのですが、3月末までに残された時間はそれほど多くありません。しかも就職ですから3月は4月からの新規採用が決まっているため、仕事を見つけるには最も厳しい月なのです。まずは履歴書を書いてもらうことから始めました。

 従業員を法令に基づいて解雇したところ、従業員の身内から苦情が来て困っているので、何とかならないかとの相談がありました。実は労働争議は最も解決が難しい問題の一つです。しかも民間人同士のトラブルですから公的機関が関与できる余地は少ない上、相談箇所は殆どありません。ですが解決のための手段を働き掛けました。

 ある日の議会の出来事です。議会の合間の時間の中で、問題解決のために着手をしなければなりません。これが結構、大変なことなのです。昼も食べている時間はないのです。


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