議会一般質問
令和7年9月定例会[建設委員会](9月22日(月))
Q:片桐委員

災害防止のための道路問題で、道路にかかっている樹木の事前伐採を進めている県もあると聞いている。和歌山県道が樹木倒壊で塞がれるとインフラ設備の復旧の支障になり、樹木を取り除かないと道路状況によっては復旧まで数日、過去の例によると1週間以上かかったこともあるので、災害に備えて道路が塞がる危険性がある場合は事前伐採が必要だと思うが、それに関する考えはあるか。

A:児玉道路保全課長

事前伐採の取組については、三重県庁の林務部局が所管し、伐採の必要な場所を市町村が抽出し、電力事業者、市町村、県が費用を分担して実施しているものである。

本県では、平成30年9月の台風第21号において、広範囲で倒木による断線等が生じ、復旧まで時間を要したことから、県と関西電力送配電株式会社の間で、事業者に代わり県が倒木の除去を行えるよう協定を締結している。

委員指摘の事前伐採の取組については、三重県の取組状況や全国の動向などを踏まえ研究していきたい。

要望:片桐委員

災害が起きてから道路が塞がってしまうと被害状況が拡大し、コストがかかってくることから、事前に伐採できるところは事前伐採を研究するとの答弁だったので、ぜひお願いする。

Q:片桐委員

JR和歌山駅周辺の再整備の状況について、今年度、もともとは基本計画までと聞いていたところ、少し遅れているようであるが、その後の状況はどうか。

A:前山都市住宅局長

JR和歌山駅周辺の再整備の現状について、これまでの取組としては、昨年度、県、和歌山市、JR西日本で「和歌山駅まち空間活性化基本構想」を策定し、7月に和歌山市のほうで公表されたところである。

今年度は、和歌山市において、再整備の方針の具体化や再整備による効果検証等を行うこととしており、このほど、公募型プロポーザルによる受託候補者が決まったところである。

今後は、これらの検討結果等を踏まえ、関係者との合意形成を進めていくことになるが、引き続き、県としても、和歌山県の玄関口にふさわしい拠点の実現に向け、主体である和歌山市と共に取り組んでいく。

要望:片桐委員

地元の期待感は非常に高いため、ぜひよい計画とスピード感を持って、お願いできればと思う。

Q:片桐委員

ようやく秋らしくなってきたところだが、今年の夏の酷暑日が非常に多く、現場の作業が大変だったと認識している。特に建設工事や道路工事に関する昼間の作業は、身体の危険を感じながら従事した人がいたという意見をいくつか聞いている。もはや日本の気温は常にこれくらいだと来年も考えたほうがいいので、対策が必要だと思う。建設や道路工事など現場作業に従事する方々の健康管理や安全施工のために、夏の酷暑日が予想される週間の作業を見合わせることや現場作業を休みにすること、あるいは比較的長い目の休憩時間を確保することなどが必要だと思うが、県土整備部の考え方についてはどうか。

A:貴志技術調査課長

委員指摘のとおり、夏場の建設現場では長い目の休憩時間を取るなどしている。

県においては、工期に6月から9月の期間を含む工事においては、過去の猛暑日日数を考慮し、通常より長い工期で発注している。

また、受注者が日除けテントやミストファンなど熱中症対策を行った場合は、その費用を計上できることとしており、受注者が適切に熱中症対策できるよう努めている。

これに加えて、今年6月1日の労働安全衛生規則の改正を受けて、受注者に対して、熱中症が生じた場合の報告体制の整備、措置手順の作成、また下請を含め、従事者全員に周知することが義務付けられたことから、パンフレットなどを配布して周知しているところである。

引き続き、下請業者や交通誘導警備員も含めて、現場全体で熱中症対策に取り組むよう、受注者に対して周知徹底していく。

要望:片桐委員

規則改正によるものなど説明もしてもらい、元請は守っていると思うが、その下はどうしても真面目なので、きっちり仕上げないといけないという意識が働く現場の方もいる。事故の発生や健康を損ねると何にもならないので、ぜひ来年に向けてさらに徹底できるよう要望しておく。