活動報告・レポート
2026年10月21日(水)

音楽療法

音楽療法

今から20年以上前、NPO法人和歌山観光医療産業創造ネットワークの活動の一環として、和歌浦での音楽療法や片男波でのホースセラピーに取り組んだことがあります。

当時、和歌山県が高齢化に差し掛かっている時期であり、また時代背景から心を健全にすることが大切だと考えて、これらの活動を企画、実行していました。音楽療法のさわりだけだったかも分かりませんが、当時、活動の成果を上げ報告書を仕上げたので、この次につなげようとしましたが、時代が早すぎたようで継続することには至りませんでした。このことは県議会一般質問で質疑を交わしたと記憶しています。医療と観光を組み合わせたツーリズムと、心身の健康を守るための音楽療法とホースセラピーの導入を目指した取り組みは、当時、とても先進的だったと認識しています。当時、これらの取り組みを導入していたら和歌山県が健康寿命の延伸と心身の健康、加えて医療ツーリズムのトップランナーになれたと考えています。

残念ながら継続できなかったことの理由は、音楽療法の講師を和歌山県内で見つけられなかったこと、予算化できなかったこと、これらの活動と成果が理解されなかったことが挙げられます。やはり先進的な取り組みを実行するためには、将来を予測する力とそこに向かうための予算が必要となります。確実に将来予測ができるわけではないので、予算化するという冒険に踏み切るにはトップの決断力と責任を負う覚悟が伴います。全てをトップの責任にする考えはありませんが、観光医療に関してトップを説得できなかったことが定着できなかった原因だと認識しています。

当時、立教大学の岡本先生の協力を得られたので、観光医療ツーリズムを実現するために和歌山市までお越しいただいたことを思い出します。

さて今回、音楽療法の先生とのご縁をいただき、認知症予防およびフレイルの期間をなるべく伸ばすために、高齢者施設のご協力を得て音楽療法を実践することを計画しました。音楽療法とは講師が一方的に歌や演奏を行うのではなく、参加者の皆さんと一緒に楽しく歌いながら身体を動かすものです。お箸を使った演奏や、お手玉などを活用するのも音楽療法の特徴です。音楽療法については馴染みがないため、高齢者施設の責任者とスタッフの方に動画を確認してもらいながら話し合いを進めました。高齢者施設では音楽や絵手紙などのレクリエーションを行っていますが、知っている限りにおいて音楽療法をメニューにしているところは少ないと思います。今回、実現してもらえることに感謝しています。

もちろん健康な方も楽しみながら健康づくりに資するので、高齢者施設のスタッフ皆様にも加わっていただき、楽しい集会に仕上げる予定です。そこで責任者とスタッフの方と打ち合わせを行い、集会の協力をいただくことになりました。スタッフの方も「準備やお手伝いについては何でも言って下くだい」と笑顔で応じてくれました。

20年以上前の記憶が少しだけ蘇り、和歌山市再生に燃えていた頃を思い出しました。当時、若かった私たち主宰した者はこれを和歌山市で実現するための希望に燃えていました。

どんなことも実現するためには熱量が必要ですが、当時はその熱量を持ち合わせていたと思います。もう一度、あの時の熱量を取り戻せるような打ち合わせとなりました。

本日、打ち合わせの機会を作っていただきました皆様に感謝いたします。

その他

  • 和歌山文化協会役員会に出席しました。総合美術展を始めとする秋の文化活動について協議を行いました。
  • 和歌山市で集客することの難しさについて話を伺いました。SNSや口コミ、人脈を生かすことで集客につなげられますが、やり方や主体となる人によって成果が異なるので、全てに通用するマニュアルはないということです。誰が関わるのによって結果が異なりますから、目的達成のためのチーム編成がとても重要になります。