活動報告・レポート
2026年9月20日(日)

喫茶店

飲食に関する会議

和歌山市内の飲食店の課題解決のための会議を行いました。関係者が参加して2時間強の会議となりました。以前から課題となっているのは「事業用ごみ処理」「仕入れ価格の高騰」などです。

人件費と仕入れ価格の高騰によって経営が厳しくなっていることから、スケールメリットを生かして経費を抑えられないか話し合いました。和歌山市内には個人のお店が多いため、仕入れ価格や数量の交渉など限界があります。個人のお店がまとまることでメリットを出せないかを考えているところです。

同様に事業用ごみに関しても経費負担の問題があります。テナントに入居している場合はテナント料に事業用ごみ処理費は乗っていますが、そうでない場合はそれぞれのお店で契約することになります。

現在、飲食店が直面している経営課題の中で、経費負担を抑えられないかの意見を出し合いました。一人の方から「困ったときに助けを求めても事態は好転しないと思います。普段からどれだけのおつきあいをしているのかが試されます。普段から交流していることや、相手が困ったときに相談に乗っているなど、日頃の関係が困ったときに助けてくれるか否かの分岐点になります。日頃の大切さを感じながら、関係者の方々と一緒に物価上昇の局面を乗り切るための施策を考えています。

喫茶店

地元の方々が毎日訪れる喫茶店があります。ここでは毎朝、常連のお客さんがやってきます。現在、チェーン店のカフェが集客をしているので、昭和の時代のような喫茶店の数は減少しています。しかし地元で愛されている喫茶店があるのも事実です。そんな喫茶店を訪ねて店主と話を交わしました。

「私の店はほとんど常連さんばかりですね。毎朝、来てくれてお客さん同士で話をしていますが、私も加えてもらっています。お客さんからは『オーナーがいるから来ている』と言われますが、私は地元の皆さんが集まれる場を作りたいと思ってお店を開いています。

一杯500円のコーヒーですが、別に提供するものがコーヒーでなくても良いと思っています。お客さんは、500円で集まって楽しめる場所と時間を買ってくれているのだと思っています。だから時間貸しの喫茶店なのです。私はその時間を一緒に楽しませてもらっていますし、お客さん同士が自然と集まってくれることを嬉しく思っています。

人は社会との接点が必要ですが、会社生活を終えた人たちが集まれる場所は、まさに社会との接点になっていると思います。ここでは報道されているニュースや地元の話題、もちろん和歌山県や和歌山市の政治の話題も含まれていますから、片桐さんのことも知っていますよ。

シルバー世代のお客さんが多いため、店内の色彩は鮮やかにしています。店内が明るい方が元気になると思うからです。

先ほども言いましたが、1杯500円のコーヒーではなく時間を買ってもらっていると思っています。コーヒー豆の単価が高くなっていますし、光熱費やランチの材料費も高くなっています。利益だけを求めるのであれば、喫茶店では全く採算は合わないです。

有難いことにお客さんからは『コーヒーの値上げをしても良いですよ』と言ってくれています。値上げを容認してくれるお客さんばかりの喫茶店は珍しいと思います。私も利益ではなくお客さんが来てくれること、お客さんと会話できることが社会との接点になっていると思い楽しみに営業しています」と話してくれました。

ここでは昭和の喫茶店のような雰囲気があります。地元に愛される喫茶店は減少していますから、ずっとここで営業を続けて欲しいと思います。500円で楽しい時間を買うことができる喫茶店が、地元の元気を支えているように感じました。