活動報告・レポート
2026年5月9日(土)

ゴールドの会総会

ゴールドの会総会

ゴールドの会総会に出席しました。約40人の会員の方が出席した総会で提案された全ての議案は可決されました。また総会に続く交流会で議会報告をさせていただきました。

ゴールドの会総会

皆さん、こんにちは。ゴールドの会総会も終えて交流会に入る前の時間に議会報告の機会をいただき感謝しています。先に先生の報告があったように、私もここ数年で和歌山市の活力が落ちているように感じています。一つは公共事業が減少していることから建設土木の仕事が減少していることです。皆さんからは、「何としても民間投資を呼び込んで欲しい」との要望をいただいているほどです。

そして公共事業が減少するとレンタルやリース会社の仕事量も減少しています。つまり公共事業が減少していることによって全般に仕事量が減少し、広告や協賛も減少していることから和歌山市内で開催される行事やイベントにも影響が出てきています。スポンサーが集まらないのでイベント規模の縮小や主催者が持ち出していることから、今回は中止することや打ち切りなどの影響も出ています。これではまちの活力を生み出すことができません。まずは仕事を創り出すことが大事なことです。

ゴールドの会総会

ところが市内ではアバーローム紀の国や南海フェリーの撤退が決定しているので、何とか維持するための取り組みをしているところです。後継事業者を見つけることは簡単なことではなく、せっかく和歌山県に挨拶に来てくれているのですが、肝心の地元が歓迎の氣持ちで対応しなければ「撤退する事業を引き継ぐ限りは、地元の熱意が必要です。熱意のないところにリスクを背負って行くことはありません。まして和歌山市にご縁のない事業者である我々は、リスクを負って検討しているのだから地元自治体もリスクの一部でも負う覚悟を見せて欲しいと思います」と言われているほどです。情熱のないところに民間投資は生まれませんし、進出してくれることはありません。マイナスのことになりますが、現在の状況です。もちろん私はそれで諦めているわけではなく、ホテル事業を引き受けてくれると思う事業者や、フェリー事業継承してくれるであろう事業者と話をしていますが、結局は採算性と地元自治体の熱意に突き当たります。事業の採算に関しては財務帳票の開示が必須ですが、うまくいかないのが現状です。事業継続の難しさを感じていますが、諦めることなく来週も継続した取り組みを行う予定です。

とにかく和歌山市を元気にするための活動をスタートさせているので、皆さんの応援をお願いしたいと思います。和歌山市の将来は今年決まると言っても良いと思います。何としても経済と雇用、そして活力を生み出すための活動をスタートさせますので、ご支持をお願いいたします。本日はありがとうございます。

以上の趣旨の挨拶をさせていただきました。

同級生の集まり

高校の同級生の集まりに参加しました。思い出話や今の和歌山市のことなどの話に夢中になり氣がつくと3時間弱が経過していました。嬉しいことに「片桐君、頑張って」「片桐君、期待しているよ」など励ましの言葉をいただきました。更に和歌山市の長期計画の土台となる政策に関しても熱心に議論してくれました。

長く東京で都市政策の仕事に携わっていた同級生からは「和歌山市が再生モデルを築けたら全国のモデルになります。東京で生活していたとき、故郷の良くない話をたくさん聞きました。今に見ていろよ。和歌山市はこれからだと思っていたので、本当に嬉しく思います。私も退職した後は大阪市内で暮らしているので、いまも和歌山市のことに感心を持っています。都市計画をしっかりと創り上げましょう」と話してくれました。

彼は都心や大阪市内の再開発事業に携わり、今もコンサルタントとして都市開発に関与しています。

そして「いま和歌山市がモデルにすべきは15ミニッツ・シティだと思います。都心の再開発を促進することで、自宅から15分以内で生活が完結できる環境を創り上げることです。

この考え方はパリのアンヌ・イダルゴ市長が、2020年の市長選で掲げて注目されたもので、いまや世界中の都市計画で持続可能な都市戦略になっています。直ぐにやると反発があると思うので、次第にこの都市計画を取り入れるべきです」と話してくれました。

そして「わが国の強みとして『駅前』のポテンシャルがあります。日本の都市は鉄道駅が生活の拠点となっているように和歌山市も同じだと思います。駅前商店街や駅ビルは15分都市の核となり得ます。重要なことは、駅を中心とした半径1〜2km圏内に必要な機能を配置することです。駅前再開発というと大型商業施設をイメージしますが、15ミニッツ・シティの視点からは保育園、図書館、クリニック、市役所などの公共サービスもここに入れるべきです」ということです。

和歌山市のこれからを考える政策として、とても重要な視点だと思います。同級生からの意見は建設的で、和歌山市にとって必要な施策だと思っています。

これに関してもうひとつの話です。同級生の取引先が「あなたの故郷の和歌山を仕事で訪ねるから」と言って和歌山市を訪ねた時の話です。都内に戻ってきたとき「JR和歌山駅は古い駅ですね。昭和の時代に戻ったみたいでしたよ。県庁所在地の玄関口だから、建て替えや再開発を考えたらよいと思います」と話していたことです。

だから同級生から「片桐君、何が何でもJR和歌山駅は建て替えしなければならないですよ。他の都市から来た人にこう言われていると思うと、恰好悪いですから」と伝えてくれました。外からの視点と意見はとても大事です。

お礼の言葉

「片桐さん、お礼を言います。和歌山市の今後を考えるとき、選択肢がないと思っていたのですが、片桐さんのことを聞いて『やった。片桐さんに感謝しなければ』と友人たちと話し合っていました。私たちが望む人が出てきてくれたからです。だからお礼を言わせてください。私の若い頃と比較すると和歌山市は見る影もなくなりました。このギャップは全国一大きいと思います。昔のようにとは言いませんが、全盛期とのギャップを埋めて欲しいと思います。私は和歌山市での事業は厳しくなると思って会社も手放しましたから、現実は分かっているつもりです。今のままでは期待できる人はいないと思っていたので、本当にありがたいです」と伝えてくれました。

そして極めて嬉しいご縁を感じたことがあります。ここ数日、何人かの方から「是非とも行って欲しいところがあります。和歌山市以外から人を集めている場所です。若い人のイメージと人を集めている取り組みを聴いてきてください」と話を聴いていた場所があります。

お礼の言葉の後に「私の息子と会って下さい」と言うので「紹介してくださいね」と答えて場所を聴いたところ、その施設のオーナーだったのです。

あまりのご縁に驚いて「みんなが凄いと言うので、近々、行こうと思っていた施設ですよ。来週行ってきます」と答えました。すると「片桐さん、こんなことがあるのですね。私も驚いています」と笑顔で話してくれました。

不思議さを感じる良いご縁が連鎖していくことに感謝しています。