数字と経営
数字と経営
優れた経営者は数字に強く、見方が確立していることが分かりました。事業運営に必要な数字は把握しているので、月単位、週単位どころか日単位でもチェックしています。数字を見て異変に氣づいたら直ぐに指示して対応していることが分かります。また前年度やその前数値を把握しているので、数字の落ち込みがあれば原因を探り、即座に歯止めをかけています。数字に強くて対応できる俊敏さを持っていることが、経営者に必要なことだと感じます。数字を読めなければ組織を動かすことができないのです。
どれだけ良い施策を実行したからといって数字が上がるとは限りませんが、できる方法は全て試してみること。一つの施策で数字が上向くことはなく、複数の施策を実行することで数字は上がると思います。信頼、営業、広告、SNS、タレント起用などを実行したトータルで数字に反映されることになります。
それでも数字が上がらなければどこか間違っているので分析する必要がありますが、分析するためには元になる数字か大事です。だから正しい数字を蓄積しておくことが会社にとって必要なことなのです。明日の数字は過去の数字が作ってくれます。
そして的確なのは指示のやり方です。
社長が「この実績の集計は明日までにできるかな」と質問し、担当役員が「明日までは難しいです」と答えた時「では明後日までに仕上げて数字を持ってきてください」と納期を区切って指示しているのです。
そして「来週金曜日の会議には数字の説明をできるようにしておいてください」と指示しているのです。その背景には「正しい数字を提出しなければ意味のない会議になる」ことを懸念しているのです。
話は変わりますが、今日、ITエンジニアと話をしたところ「私の仕事の1時間単価は4万円です。1時間で4万円稼ぐ力を持っているので、成果が得られない時間はもったいないので使いたくありません。人によって異なりますが、東京だとこの単価は1時間6万円から8万円ぐらいです。和歌山市だとITエンジニアの単価は1時間1万円ぐらいのイメージになります。地方に行くと単価を低く見積もってくる傾向にあります。私は1時間1万円の仕事は受けません」と話してくれました。
この価格差が都市の発展と密接にリンクしていると思います。良い人材は成果を生み出しますし、そうでない人材はそれなりの成果を導くだけです。一流の人の単価は高いのですが、望んでいる成果が得られます。安い単価の仕事はそれなりの結果となります。
結局、仕事はお金の価値に見合った成果が得られるのです。必要な投資は実行しなければ成果を得ることは難しくなります。お金を出して得られる成果の確率を高めるのか、宝くじを買って結果を待つのかの違いのようなものです。
つまり1時間の単価が4万円のITエンジニアが1時間の会議に出席するのは、会議に参加することによって将来それ以上の対価が見込まれると考えているからです。意味のない会議、生産性のない会議が無駄なのは、自分の価値以下の会議になっているからです。自分の有する価値を時間換算して、それ以上の会議や仕事を行うことがプロだということです。
経営に関して、納得できる会議となりました。
その他
- 私は定期的に歯を点検して健康を確認しています。今日、点検日だったので健康チェックを行ってきました。歯科医の先生に感謝しています。
- オフィスのDXと作業場のDXについて会議を行いました。大手と中小企業とでは導入のプログラムが違ってきますから、和歌山県に見合ったコストとプログラムの導入の必要性があります。中小企業版DXの話を交わしました。
- 脱炭素電源活用型GX産業集積について確認しました。今後の展開が楽しみです。


