ウインズ平阪さんとの懇談
昨日、ウインズ平阪さんと懇談する機会を得ました。番組収録のため和歌山市に来ていた平阪さんと、和歌山市を元気にするための取り組みを話し合いました。平阪さんの前向きな発想と情熱は人を動かせる力があります。人を動かせて感動を与え続けるアーティストの力を感じました。以下は主な内容です。
-
「遠い」ことに価値があります。和歌山県は関西圏から「遠い」と評価されていますし、首都圏からも「遠い」と言われています。遠いから来てくれない。不便だから来てくれない。市場から遠いから何もないと思うのではなくて、「遠い」から価値があると思うべきです。
価値とは「良さ」ではなく入手できないことや遠くて行くことが容易ではないことの価値に転換できます。和歌山県は「遠く」て、中々来ることができないことに価値があります。
-
県庁所在地で5つも海水浴場があるのは和歌山市だけです。5つも泳げる海がある市は全国どこを探してもありません。加太や磯の浦はサーフィンで賑わっていますが、その他の海をもっともっと売り出すべきです。
和歌山市の売り物は5つの海と和歌山ラーメン、歓楽街の新内です。京阪神以外で飲食店が集まっている歓楽街は少ないと思います。ビジネスや観光の楽しみの一つは食事とナイトスポットです。安全で安心して出かけられる新内は和歌山市が売り出すべきです。夜の賑わいを創出することができるのは和歌山市です。
-
和歌山市は世界一住みやすいまちだと思います。和歌山市がリードしなければ和歌山県は元気になりません。
そのために、マイナスをプラスに変えることを考えましょう。人口が減少していることは、土地を有効に活用できることです。時間貸しの駐車場が安いことは地価が安いことですが、車で移動しやすいまちです。和歌山駅と和歌山市駅が離れているのでまち中は不便だということは、駅からまち中までの通りに賑わいを創出することを考えるとまちが広がります。
視点を変えると、素晴らしくないことが素晴らしいものになります。マイナスは実はプラスであり、セールスポイントになり得ます。
-
報道で褒めてもらうためにはお金が必要です。バッシングで報道されることは無料です。
和歌山市は褒めてもらえる機会が少ないので、プライドを捨てて「笑われる」ことも考えても良いと思います。また人は謝られると嬉しいものなので、それだけチャンスが増えます。
-
和歌山城の忍者を売り出しましょう。格好良い男の子がいると人は集まってきます。和歌山城で忍者の活動をしている男の子たちは観光資源です。人は変わるかもしれないですが、継続した取り組みにすべきです。観光忍者コンテストを実施することで人気グループに仕上げられると更に観光資源になります。生意気な忍者をつくりだすことも方法です。
またお城は案内してもらうことで興味が出ます。観光客が一人で歩いても「良かった」と思わないので、観光ガイドや語り部はとても大事です。
-
和歌山県はジェラシーのまちなので、人を叩くことが多いと思います。能力のある人を持ち上げるようにすべきです。能力のある人が和歌山市を出て行って、そうでない人が残っているのではありません。叩くから能力を発揮できないのであって、人を褒め合える和歌山市にすべきです。
-
まちにとって歌は大事です。新しい歌をアピールするためには相当の広報費が必要となります。既存のみんなが知っている歌を活用すれば和歌山市のアピールになります。例えば「紀の国わかやま国体」のイメージソング「明日へと」は県民の方は知っていると思います。
古い新しいは関係ないので歌を和歌山市のイメージづくりに活用することも有効です。
「青い海、青い空…」は和歌山市のことを歌っています。何もこの歌を使って欲しいと言っているのではありません。事例として紹介しただけです。
平阪さんとの懇談は、とても楽しい時間でした。


