活動報告・レポート
2026年3月10日(火)

予算特別委員会

予算特別委員会

県議会は今日と明日、予算特別委員会が開催されます。委員会委員として出席し、令和8年度予算案に係る質疑を聞かせてもらいました。予算案と共に令和8年度の施策についての質疑も交わされましたので主な質疑を記します。

eスポーツについて

和歌山県として、特に高校生に対するeスポーツに取り組んでいるのはデジタルに親しむことによる人材の育成と産業の創出を目的にしていることが示されました。eスポーツはゲームなどのクリエイターの育成にも関係しています。昨年、eスポーツを研究している大学教授から、eスポーツに取り組むことは競技選手を育成するのではなくて、ゲーム制作に係る人材を育成することになりますとは説明してもらったことを思い出します。

ゲーム創作はプログラミング、音楽、映像などの技術の結集で、デジタルのあらゆる分野の人材を育成することにつながるということです。単にゲームプレイヤーを輩出することが目的ではないのです。和歌山県でも同じ認識で取り組みを進めて欲しいと思います。

企業版ふるさと納税

和歌山県の財政は厳しいことから歳出削減と歳入の確保が課題です。そこで歳入確保のひとつとして、企業版ふるさと納税に取り組むことの答弁がありました。市町で企業版もふるさと納税の取り組みを行っていますが、県も財政確保の観点から取り組みを行うことにしています。同様の目的でネーミングライツにも取り組むことから、少しでも税収が上がる施策を進めようとしています。

また先日、向陽高校で「和歌山県のふるさと納税は使用目的を指定することができます。例えば母校のために使って欲しいと指定すれば、母校の予算にすることができます。学校運営に資することになるので、知って欲しい取り組みです」と話をいただきました。今年の同窓会役員会と総会で伝達するつもりだったので、県の施策として紹介したいと思います。

防災エフエムについて

災害に備えて防災エフエムは必要です。和歌山県内でも複数の防災エフエムが開局されています。これは普段は番組放送を行っているのですが、災害発生時には防災情報を発信してくれるエフエム局となります。そのため和歌山県ではエフエム局の運営に資する支援制度を設けています。市町から防災サイバーアップ補助金を県に申請すれば使える制度です。

防災対策として市町がエフエム局と連携協定をするなど防災に資する取り組みをすることで補助制度が適用されます。市町にこの補助制度を知っていただいて、特に巨大災害に備えて欲しいと願います。

パンが500円の時代

アメリカとイスラエルのイランへの攻撃を目の当たりにして世界経済の不安定化と長期的な資産のあり方について話し合いました。もう10年くらい前から「大国が力で支配することを志向すれば、忽ち世界経済は不景気に陥り、特に有事には資源を持たない通貨の円は売られることになります。パンが500円の時代になります」と話していましたが、このアメリカ侵攻とイランの防衛が長期化すれば、原油高と通貨や株式の下落、インフレに向かうことから、世界経済は更に失速することになります。

パンが500円の時代も到来するかも知れませんから、世界経済の見通しを話し合うだけではなくて、資産防衛を行う必要性があります。しかし私たちはどんな資産防衛をすれば良いのか習っていませんから、金融のプロの支援とアドバイスが必要です。プロの支援をもらうことは決して簡単ではありません。日本は先進国と比較して通貨安と所得が低くなっていることから、今以上に円安と所得が増えない状態が続くと、更に仕事も生活は厳しくなります。そのことを考える機会となりました。