活動報告・レポート
2026年3月7日(土)

理事会での会話

  1. 和歌山県のように、事業者にリスクを求めて自分たちは判断を避け、あるいは行動を避け安全な場所にいるようなら発展はありません。全国どの県でもリスクをとって事業計画を提案する事業所と組む覚悟を持っています。

    和歌山県は県の発展を本気で考えているのか不思議に思います。やる気や意気込み熱意が感じられないからです。私は多くの県を知っていますが、和歌山県はその意気込みが低いように感じます。

    和歌山県の地位が低下しているのはリスクを取らない、本気で取り組まない、熱意が感じられないことが続いてきたことに原因があるのではないでしょうか。このままでは衰退が止まらないと思います。

    私は和歌山県民でないので言う必要もないのですが、気づいたことは提言しておきたいと思い伝えました。何十年も低迷していることに疑問を持ち、行動を起こさなければこの先も同じことが続くだけです。

  2. 東京では人手不足であり求人を出してもあちらこちらに声をかけて探しても、特に若い人がいません。都内で保育士を雇用するために初任給、年俸で500万円は必要です。それぐらい出さないと来てくれない状況です。

    また私の会社で設計士を募集していますが応募者はいません。何人でも雇用したいのですが人材が不足しています。設計士の初任給、これも年俸ですが私の会社では1,000万円です。それでも集まらないのです。だから一度はリタイアした70歳代の人に来てもらっていますが、本当はこれから会社を支えてくれる若い人が欲しいのですがいません。

    恐らく若い人達は、自宅で仕事ができる職種を好んでいるのだと思います。コロナ禍以降、オンラインで仕事ができる環境が整ってから、若い人たちの仕事に対する感覚が変わりました。自宅で仕事ができるのであれば会社に行かなくてよいと考えて自宅でできる仕事を希望しています。現場やエンジニアの職種に就きたがらないようです。これから先の日本は大丈夫だろうかと不安に思います。

  3. 都内のマンションですが、1億円以上は当たり前になっていますが、これは購入できない水準になっています。若い人達は23区の外から通勤しています。その結果、都内に仕事に来ないで自宅から時間をかけずに通勤できる範囲の仕事や稼業を継ぐ人が増えています。これが都内で人手不足の原因になっています。

    参考値ですが都内3LDKのマンションの土地価格を除いた原価は6,000万円です。3年前から1.5倍ぐらいに値上がりしています。これは資材費と人件費の高騰が原因ですが、恐らく都内だけではなくて全国どの都市でも同じだと思います。都内ではここに土地代が加算されるので利益率を乗せると1億円をこえるのは当然です。原価がこれだけですから、ここから下がることはありません。

  4. 駅に直結のタワーマンションが建設され続けています。利便性が高いので直ぐに売れてしまいます。そのため駅に直結のマンション内での保育園の需要が増えています。都内で働くほとんどが共稼ぎ家庭なので自宅から近いところでの保育の需要があるのです。保育士が不足しているのはこの需要に対応できていないからです。

理事会 都内の景色

都内で開催された理事会で、このような意見をいただきました。中には東京から見た和歌山県の姿の意見もありました。この意見を率直に感じ取り、和歌山県として取るべき行動につなげなければいけないと思います。