活動報告・レポート
2026年1月22日(木)
道路陥没箇所の復旧
道路陥没箇所の復旧
道路陥没箇所の復旧

「和歌山市内の住宅地の道路が陥没したので何とかして欲しい」と連絡があり、直ぐに現場に駆け付けました。連絡を受けた時は、道路のひび割れか小さな穴があいていると思っていたのですが、現場に行ったところ道路が陥没していました。アスファルトが土の中に落ちて、道路に穴が出来ていたのです。しかも穴をのぞいてみると、アスファルトの下が空洞になっていて砂がなくなっているのです。考えられる原因は管路に穴が開き、そこに砂が流れ込んだことからアスファルトの下の砂が減少し、通行する車の重さなどに耐え切れなくなり陥没したと思われます。

道路の下には雨水排水用の管路が埋まっていると思われ、陥没した地点に取り付けられているマンホールと管路の接続部分が外れている、またはひび割れているなどの原因があるのではということです。この陥没の原因はアスファルトを剥がすか、管路内を撮影する以外に特定できませんが、考えられるのは先に述べた原因です。

この場所が住宅地として造成され、道路と管路が敷設されたのは昭和50年だと地元の方から聴いたので、既に50年が経過していることになります。全国的にも道路が陥没している原因は下水道管などの老朽化だと言われていますから、この道路も地中にある管路や接続部分が老朽化していることからひび割れたと考えられます。

道路陥没箇所の復旧

原因を特定する以前にここは道路なので、陥没した状態で放置しておくと夜間の車両通行や歩行者が歩いてきて落ち込んだ場合、車両事故や大怪我をする恐れがあります。そこで直ちに市役所に状況説明をしたところ、20分以内に現場に駆け付けてくれました。夕刻であり暗くなる前だったので、施工者を現場に手配してくれて応急措置をしてくれることになりました。二台の工事車両が現場に到着した時、市の職員さんに「もう手配してくれたのですか」と言ったところ「危険ですから原因を特定する前に応急措置が必要なので呼びました」と話してくれました。俊敏な対応に心から感謝しています。

さて復旧工事ですが、落ちたアスファルトと空洞になっている箇所のアスファルトを撤去し、陥没した箇所の砂を固め作業をしてくれました。ところが砂がスカスカで、砂利を入れるなどして固めることに時間を要しました。陥没した箇所の砂を固めたのですが、その周辺も少し空洞化していたので、周囲のアスファルトも砕いて下の砂を固める作業に入りました。夕刻だったことから寒さで作業は大変だったと思いますが、一心不乱に作業に当たってくれました。約1時間、作業現場に立ち会いましたが、陥没した範囲が広く、アスファルトの下の砂がスカスカだったことから作業は困難な様子でした。

道路陥没箇所の復旧

しかし流れるような作業と安全を追求する復旧ぶりに、さすがプロだと思いました。このまま一晩放置していたら事故につながったかも知れません。市役所の迅速な対応と責任ある作業のお陰で応急復旧に至りました。

職員さんと現場で話したのですが「下水管を始めとする管路が老朽化しているので、これからこのような事例が増えてくるのではと予測しています。和歌山市全体のインフラが老朽化しているので、どこで道路陥没が起きるか分かりません。数年先を考えると、どう対応しようかと考えてしまいます。未然防止できる妙案はないので陥没の都度対応することになりますが、範囲が大きくて迅速性を求められるので簡単ではありません。しかも予算は限られているのですべてをカバーできるわけではありません。全国的に分かっている課題なので、国からの予算措置と早期点検を実施する必要があります」という趣旨の話をしてくれました。

道路がこれだけ広く陥没した直後の現場に立ち会うのは初めてですが、通報や近くの人が氣づかなければ大きな事故に至ると思います。和歌山市のインフラ老朽化対応は難しい課題ですが、対応すべき課題でもあります。予算措置と事故防止のための点検は、市の安全確保のために必須ですから、考えるべき課題だと認識しています。

いち早く対応してくれた担当者の皆さんと、現場作業を行ってくれた事業者の皆さんに感謝しています。インフラの維持と安全確保は、私たちの知らないところで市役所が護ってくれているのです。寒い現場で立ち会うことで、その大変さが分かりました。ありがとうございます。

その他
  • 日頃から応援してくれている団体の新春の集いに参加して、開会時に挨拶をさせていただきました。ありがとうございます。
  • 案内をいただいていた懇談会に参加しました。皆さんと意見交換や交流する機会となりましたこと感謝しています。