活動報告・レポート
2025年12月22日(月)
薬物乱用防止教育認定講師養成講座
薬物乱用防止教育認定講師養成講座

「薬物乱用防止教育認定講師養成講座」を受講しました。この講座はLCと麻薬・覚せい剤乱用防止センターの認定を受けたものです。講座は麻薬・覚せい剤乱用防止センターの松本専務理事、和歌山県警察本部刑事部組織犯罪対策課、和歌山県福祉保健部薬務課、およびライオンズクラブ薬物乱用防止委員長が講師を担当してくれました。

まず薬物情勢に関してですが、全国で検挙されている薬物被疑者は令和6年で13,462人、和歌山県では181人が検挙されています。この検挙者の数字は思っていたよりも多いと感じました。

またアジアでは、ミャンマー、タイ、カンボジアの三角地帯で覚せい剤が生産されているようですが、ここでは1キログラムの覚せい剤が約20万円で取引をされているそうです。それが日本国内に入るときには約1,000万円で取引され、末端価格では0.2グラムが約1万円で売買されていると説明がありました。0.2グラムで1万円だとすると、1キログラムで5,000万円になります。これほど大きな金額が覚せい剤の取引で動いていて、このお金が次の覚せい剤取引の資金に回されるとの説明がありました。

薬物乱用防止教育認定講師養成講座

そのためこの供給を遮断するために薬物の流通を止めることを警察や同センターで行っています。今回の認定講師養成講座では需要の根絶を行うため、受講者は講師となり、小、中学校、高校生に対して薬物乱用防止講座を行うことを目的としています。

私は以前この講座を受講し講師認定を受けていましたが、認定期間が3年間のため失効していたので再度受講することにしました。和歌山市内で受講できる機会は少ないため、年末でしたが午後からの時間を講習会に費やしました。

講義では現場の実態や私たちが取り組むべきことを学ぶことができ、青少年が危険に陥らないよう学校の授業や啓発の機会に講義を行うことの大切さを感じました。現在教育現場で講師を務めているのは、警察、和歌山県を始めとする行政職員、そしてライオンズクラブなので一人でも多くの講師を養成する必要があります。一度でも薬物を使用すると薬物乱用となりますから、一度の過ちを起こさせないよう生徒に知識を付与して絶対に食い止める必要があります。

ライオンズクラブはこれまでも教育現場に入り薬物乱用防止講座を行っていますが令和6年でこれだけの検挙者がいる現状を知り、現代社会は薬物の危険に満ちていることを改めて感じました。

薬物乱用防止教育認定講師養成講座

講義の後半は、これまで地元の学校を訪れ、薬物乱用防止講座に取り組んでいる摂津ライオンズクラブの皆さんが講師として講義を担当してくれました。普段行っている講義の内容を紹介してくれましたが、これは単なる座学ではなく、自ら取り組んでいる薬物乱用防止の紹介や寸劇などを交えて、分かりやすく丁寧に生徒に伝える授業の方法を紹介してくれました。生徒が関心を持ち、話に集中できる時間は10分程度なので「講義の途中で寸劇を入れる方がいいですよ」とアドバイスをしてくれました。

同クラブでは年間5回程度学校に出かけ授業で講義をしていることから、その経験を私たちに伝えてくれました。知識を得たうえで、授業で実践できる内容を伝達してもらうことはとても有効なことです。単なる講師養成講座ではなく、実践的なこの養成講座に参加できる機会を与えてくれたことに感謝しています。

これからの日本を支える小学生、中学生、および高校生が薬物乱用の危険に晒されないように努めることが必要です。本日得た知識を、1人でも多くの生徒に伝えていきたいと考えています。