活動報告・レポート
2025年11月16日(日)
大飯発電所見学会
ゴールドの会による大飯発電所見学会に参加しました。大飯発電所は福井県おおい町にある原子力発電所です。今回の見学会に参加した機会に会員同士でエネルギーの話し合いを行いました。
- 電気の大切さを子ども達に伝える必要があります。今は停電することはほとんどなく電気があって当たり前の社会になっています。テレビやパソコン、携帯電話など使っていますが、電気があってのことです。電気はあるのが当たり前と思っているので、なくなった時のことを考えることはありません。私は「サバイバルファミリー」の映画を高校生に観てもらいました。電気かない生活はどうなるのかを高校生に観てもらって、生活を考えてもらいました。電気がない日を過ごすことはないので、なくなった時のことを映画で学んでもらいましたが、この見学会は電気の大切さ学ぶ機会となります。学んだことを意図に伝えたいと思います。
- 事前学習で見せてもらった動画は勉強になりました。従来の教材よりも随分と分かりやすい説明になっているので、高校の授業で上映したいと思います。原子力発電が資源の足りない日本では必要なことや、廃棄物処理は今の世代に道筋をつけておくことがやるべきことなど、高校生に知ってもらいたい内容です。豊かな社会を支えている人がいること、原子力が現代社会を支えていることを理解し、そこから生じる課題を解決していくように英知を集めていますが、私たちの世代で解決できなければ次の世代で解決してもらえるよう、課題の認識と知識として知ってもらうべきことを見学会で学びたいと思います。
- 水と電気はあって当たり前の現代社会です。文明と科学の恩恵に預かっていますが、資源小国の日本が、これから先もこの豊かさを享受できるかは分かりません。現代科学の利用と後処理を考えて使う必要があります。原子力を選択しない場合の電気エネルギーはどこから調達するのかを考えると、考える余地の少ないことに驚きます。現在、インフレで生活が厳しくなっていますから、このうえ更に電気代が高くなれば生活は成り立たなくなります。原子力発電を稼働しなければ電気代は高くなるのは当然なので、稼働しない選択肢はありません。尤も高い電気代で良いと考えるなら話は別ですが、経済対策を訴えている現状からそうはならないと思います。
だったら現地を訪れることや動画で勉強することや電力会社から説明してもらうなどして理解を深めるべきです。インフレや地球環境問題に直面している中、そこに共通しているエネルギー問題の議論を避けて通れません。先進国は原子力の平和利用を行うことによって現代社会を築いています。日本が異なる行動を取るためには原子力に代替するエネルギー開発が必要ですが、そうはなっていません。 - 日頃テーマとして考えることが少ない分野のことは、日常生活の中で関連性を持たせないことには忘れてしまいます。電気や原子力発電のことを日頃考えて生活している人は、それほどいませんから、時々、考える機会、学ぶ機会を作らなければなりません。一度見ても、数年もすれば忘れてしまうので、そんな時は繰り返して学ぶことが必要です。今回の見学会は再び学ぶ機会になっています。化学は一度や二度、学んだぐらいで身に着くものではありませんから、見学会と授業、教材をいただいて学ぶ機会を自身で持つことが大切です。大人が率先して学習機会を設けて高校生にも伝えたいと思います。
今回ゴールドの会として出席した会員で話し合った結果の一部です。この会では政治や経済の勉強会を行っていますが、今回はエネルギーと原子力の勉強会の機会として企画したものです。参加した会員は「エネルギー問題は日頃考える機会がないので、良い見学会になりました」「勉強する機会をいただいたことに感謝しています」「子ども達にも伝えたい内容になりました」など意見を交換しました。


