活動報告・レポート
2025年10月24日(金)
第62回OSEALフォーラム
第62回OSEALフォーラム

札幌ドームでの第62回OSEALフォーラム開会式に参加しました。午後1時30分からの開会式でしたが、2時間前にはアジアの国々のメンバーがドームに入り、盛り上がりを見せていました。台湾や韓国、タイのメンバーの熱意は会場を熱くしてくれたほどです。

自国のガバナーが登場した時のそれぞれの国の応援と歓声は「熱量がハンパではない」ほどで、国旗が降られ歓声と拍手が響き、ガバナーたちはそれに応えて入場してきます。私たちの大阪府と和歌山県、兵庫県などで構成する地区ガバナーが登場した時、地区のメンバーからも歓声が飛び交いました。私たちの地区の活力を感じた瞬間でした。この瞬間、集まることに意味があると思いました。

何人参加したのかは主催者発表を聞いていないので分かりませんが、1万人は超えていたと思います。開会式では各地区ガバナーが舞台に登場し、国際会長や国際理事も舞台で挨拶をしてくれました。開会式では凄いとしか表現できない南中ソーランがありました。踊りはきれいで優雅で力強さがありました。これだけ凄い南中ソーランは、これまで見たことがありません。

第62回OSEALフォーラム

そう、踊りが熱いだけではないのです。上品な優雅さと周囲を巻き込む熱さの両方を備えている踊りは見たことがありません。その後地元の歌手による舞台があり、これも舞台を盛り上げてくれました。

流石、ライオンズクラブだと思える開会式でした。日本を舞台にアジアからのメンバーが集まり組織の力を感じさせてくれる大会です。一年に一度は結束と組織の力を感じさせてもらえる機会ですが、とても大事なことだと思います。自分がどんな組織に所属しているのか分からなければ、継続するモチベーションにつながりません。

世界が認める凄い団体であることを認識する機会を持つことが組織の力になります。人の熱意は継続させることは難しいので、一年に一度ぐらいは熱量を向上させる取り組みが必要です。それが地区大会であり、OSEAL大会であり、そして世界大会なのです。大会は総会の意味を持っていますが、それも大事ですが結束力を強める狙いもあると思います。自分が所属している団体の凄さを感じることが活動の源となるものです。何をしているのか分からない、役員の熱意が感じられないようでは活動が活発化しません。開会式はそんな凄さの力を感じさせてくれるものでした。

第62回OSEALフォーラム

札幌ドームで開会式をする力を持つライオンズクラブの凄さを感じましたし、受付も赤れんがを用意していることに凄さを感じるものです。やはり北海道庁や札幌市とのつきあいを継続していることや地域社会に貢献していることが、札幌市の理解と協力を得られている要因だと思います。行政機関からの理解と協力は長年のつきあいと社会貢献活動を続けてきたことから得られたものです。ここに伝統と信用の凄さも感じられるもので、その真っただ中にいるメンバーは伝統を支え、これまでも先進性を持たせて次の世代に引き継いできました。

今回の開会式で感じた活力は、これからのアジアにおけるライオンズの活動に火を灯したように感じます。繰り返しますが今回の舞台は札幌ドームで、ここを借り切れたことに敬意を表します。面白さを感じたことは、ドーム内にオードリー・ヘプバーンの二枚の巨大な写真が飾られていたことです。札幌市内の企業広告ですが、巨大なドームに似合う大きさと現場の輝きを放っていました。

開会式ではタイのメンバーと会話を交わし、「日本での大会は素晴らしい。良い一日を」の言葉を伝えてくれました。メンバーとの出会いこそが、ライオンズの楽しさであり強みだと思います。