活動報告・レポート
2025年10月18日(土)
コラボ展

第12回写真と絵画の「コラボ展」の最終日を迎えました。令和7年10月14日からスタートした「コラボ展」は大勢の皆さんに鑑賞いただき、無事、会期を終了しました。お越しいただいた皆さんに感謝いたします。

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最終日の本日も友人たちが激励に来てくれて懇談することができました。私が出展したのは「オブジェ」と「護摩焚き」の二点でしたが、皆さんから「コラボ展」の感想を聴かせてくれました。

  • 「『オブジェ』は何を形取っているのだろう」と思いましたが、よく見ると歩道に飾られた芸術作品だと分かりました。何か考えさせられるところが良いですね。
  • まちに芸術家たちの作品が飾られていると新鮮ですし、文化度の高さを感じますね。芸術が溢れた街並みは素敵で、歩いていても立ち止まりたくなります。和歌山市にはオブジェが少ないので真似てくれると嬉しいですね。
  • 近くに「護摩焚き」をしているところがあるのですね。行ってみたくなりました。

皆さんから以上のような感想を聴かせてくれました。

また閉会後の反省会で出展した方々から意見が出されました。

  1. 表彰対象の写真展で入選するためには、「あっ」と思わせるような構図や、これまで観たことのないような斬新さが求められます。風景が有名な行事や観光地は選ばれませんから、工夫が必要となります。それはそれで楽しいのですが「コラボ展」は仲間がテーマも決めずに自由に出せるので、こちらも楽しい作品展だと思っています。もう来年に向けて写真を撮らなければと思っています。皆さん、来年も出品をよろしくお願いいたします。
  2. 写真を撮影したり絵画を描いたりすると、作品として誰かに観てもらわないとやりがいがありませんし、出展するという目標がなければ続きません。「コラボ展」は、写真や絵画の趣味のある人にとっての身近な目標になっていれば有難いことです。趣味が作品に仕上がると友人たちに観てもらえる機会になるので来年も続けたいと思います。
  3. 写真撮影のために新潟県や静岡県などにも行ってきました。趣味で全国を訪れていますが、一つの場所で数時間余り過ごすことも珍しくありません。しかし偶然やその時限りの光景を残せるので楽しみです。
  4. 他の人の作品を観ることは「こんな構図もあるんだ」「こんな構図は思いつかないなぁ」と思うので勉強になります。自分の写真に取り入れようとするのですが、感性の違いがあるので、これまでと違う作風に仕上げることは難しいと感じています。でも良い作品を観ることは向上につながりますから、展示会は訪れるようにしています。
  5. テーマを決めて身近な場所を歩きます。テーマを絞ることでそこに視点がいきますから、いつもの光景が違って見えてきます。テーマを決めることで目標が明確になり、歩くことも楽しくなります。
  6. 万葉の地と観光地としてアピールしている和歌浦もテーマにしています。しかし被写体にカメラを向けると、雑草や雑木がレンズに入ってきます。美しい海や海岸を撮影しても雑草や雑木が写るので良い光景になりません。観光地であり万葉の地を謳う景勝地ですから、雑草や雑木を取り除いてきれいに保って欲しいと思います。写真撮影のために和歌浦を訪れる人もいるので、この光景では作品になりません。地元がきれいにするのか市役所がするのか分かりませんが、和歌浦の光景をきれいにしてください。
  7. 長野県出身の人にとって海は憧れの場所です。そんな方が和歌浦に来て失望して話してくれました。「和歌浦は万葉の地なので優れた景勝地だと期待して来たのですが、雑草と雑木、特に雑木を切っていないので成長して景観に悪影響を与えています。これでは観光客は失望しますよ。和歌浦の写真を撮影するために来た人は、地元の写真展に出展することが目的にしていますが、これでは作品にならないと思います。地元の写真展に出展してくれることで『きれいな景色の和歌浦に行ってみたい』と思ってくれる機会になるので、日本遺産にも指定されている景勝地の景観の管理をしてください」。

早くも来年に向けた話し合いの場となりました。ありがとうございます。

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