活動報告・レポート
2025年9月7日(日)
JP労組和歌山支部定期支部大会
JP労組和歌山支部定期支部大会

「JP労組和歌山支部定期支部大会」にお招きいただき、挨拶の機会を頂戴しました。大会挨拶の趣旨は次の通りです。

おはようございます。JP労組の第17回目を迎える和歌山支部定期支部大会のご盛会をお祝いいたします。そして挨拶の機会をいただいたことに感謝しています。

ここに立つと思いだすのは、学生時代の年末から年始にかけてのアルバイト経験です。和歌山中央郵便局で仕分けと集配の仕事をさせていただきました。当時は年賀状の量が凄くて、仕分けの棚がいっぱいになり、元旦の集配は自転車で現場に行ったのですが、自転車のハンドルにカバンを2個、左右にクロスさせて運転しました。今はそんな運転が許されるのかどうか分かりませんが、大量の年賀状を配達していました。多い家では束になった年賀状を届けたのですが、受取のために出てきてくれた人から「新年おめでとうございます。お正月からご苦労さま、ありがとう」の言葉をいただくことがあり、嬉しかったことを覚えています。先ほど、支部長から昨今の状況をお聴きしましたが、今では年末年始の仕事のあり方は変わっていると思いますが、新しい一年の最初に届くメッセージを大切にして欲しいと思います。

さて2年前に県議会に送り出してもらってから県議会で質疑を行っていますが、2年前には賃上げを取り上げました。当時の岸本知事と議論を交わしたのですが、今年は更に、働く人の立場での賃上げに加え経営者側の立場での賃上げについても考える必要があります。

賃上げをするためには企業の業績を上げること、安定させることが必要ですから、企業の立場からの原資確保を安定させる視点から、再度、賃上げを県政の課題として取り上げる必要性を感じています。

また今年の夏の酷暑に対応して、現場の仕事時間の短縮や休憩時間の拡大など、暑さ対策の必要性があります。法律に基づいて夏の労働のあり方を考えていますが、これも県政の課題として、来週9日から始まる議会で考えていきます。

もう一つ、和歌山県では2025年から2040年の和歌山県のあるべき姿を考える新総合計画を作成しているところです。これも支部長が話してくれたように、和歌山県も人口減少と雇用機会の減少、地域経済の縮小など、JPさんが抱えるのと同じ問題が存在しています。

これも9月議会で考えて対応していくべき課題ですから、執行部とも連携を取りながら対応していきます。是非ともよろしくお願いいたします。

最後になりますが、先ほど、本大会を以って支部長が退任するとお聞きしました。私は昨年末に骨折したのですが、支部長と会った時、私よりも大変な骨折をしていて、確か完治まで1年ほどかかったと思いますが、同じ時期に骨折した骨折仲間です。これまでのご支援に感謝すると共に、これからも協働した活動をお願いしたいと思いますし、新しい体制に変わる支部とも引き続き連携させていただきたいと思います。

本日の第17回定期支部大会で成果を得られますことを祈念してお祝いの挨拶といたします。本日はおめでとうございます。

挨拶の趣旨は以上です。

その他
  • 和歌山文化協会茶道部による「チャリティー花寄茶会」の準備のお手伝いを行いました。
    予定が重なったため、お茶会の準備に携わらせていただきました。茶器の図柄や秋のお花を見ると、季節を感じることができました。
  • 外国人労働の問題について会議を行いました。働く人材不足だけではなく、AIエンジニアを始めとする技術者も足りないので、その分野の人材確保の観点からも企業から求められています。