
県民文化会館で第一回高校生ダンスコンテストが開催されました。和歌山県と和歌山市の教育委員会名義や、高校への参加呼びかけなどで協力してきただけに、大ホールが満員になっている光景を見て嬉しく思いました。会場には同級生の応援に来ている高校生が大勢いたので、この姿にも嬉しくなりました。
丁度、向陽高校野球部の生徒がバトン部の応援に来ていたので「夏の予選、頑張ったね。応援していたよ」と声をかけると「ありがとうございます」と返事を返してくれました。
「出演しているバトン部の応援ですか」と尋ねると「そうです」と答えてくれたように、やはりスポーツ部や文化部の応援と同じように、ダンスコンテストに出演の同級生の応援に力が入っていると思いました。同じ高校の同級生を応援する心は素晴らしいことです。
そんな高校生でいっぱいになった会場でコンテストを鑑賞しました。

一言「素晴らしい」です。
ライオンズクラブの運営スタッフと話を交わすと「高校生は素晴らしい」「感動を与えてくれます」「元気をもらえます」という感想を聴かせてくれました。
確かに、ダンスコンテストに出場している高校生の躍動は、私たちに感動を与えてくれます。これはスポーツ部活動や音楽の部活動の生徒が、私たち応援している人に与えてくれる感動と同質のものです。
和歌山市で高校生ダンスコンテストを開催するのは初めてのことですが、参加者と応援者の人数と熱量から大成功になったと思います。舞台を見た感想は「躍動と感動」で、これは高校生が演出してくれたものです。舞台では各高校の参加者が今日の日のために練習を行っている動画や応援している生徒のメッセージが伝えられ、「励まし合える友達がいることは素晴らしい」と思いましたし「本日、躍動した舞台は出演者と同級生たちが創り出したものだ」と感じました。



コンテストの運営を担当しているライオンズクラブのメンバーも凄いのですが、この夏の舞台は高校生たちのものだと思いました。夏の季節は若い世代の象徴ですが、夏は全ての人のものです。つまり大人である私たちも、心構えと行動によって夏の季節を生きることができるのです。大人にとっても、今年の夏を感じることができるダンスコンテストでした。
「2026年度政策・制度要求と提言」策定に係る意見交換会に出席しました。昨年度の制度要求をベースに本年度に追加する政策を提言しました。私の提言は次の通りです。
- SNSによる批判中傷の厳罰化を行うことが必要です。人権問題と思えるような批判中傷や悪口を発信する人がいること、または匿名発信する機会を垣間見るので防止する必要があります。
- 最低賃金が1,000円を超えることになるため、県内中小企業経営の支援を行うことが必要です。
- 今週、和歌山県下で津波警報が発令された時の教訓です。津波警報が出されたことから避難所に指定されている小学校体育館に避難したところ、クーラーがなかったので体育館でいることができなかった事例があります。避難して体調を崩す人があったので体育館への空調設備の設置が必要です。酷暑の時期、空調整備がなければ避難所として相応しくありません。
- 同じく津波警報が発令されたことから紀の川近くの避難所に指定されている中学校に避難した人がいます。津波の場合、校舎の4階に避難することになっているので、教員が「4階に避難してください」と求めたところ、高齢者の皆さんは「4階まで階段を上がることはできません」と言って中学校から立ち去りました。高齢者にとって4階まで階段を利用することはできないのです。津波避難所に指定する限り、エレベータの設置が必要です。エレベータがない校舎を津波時の避難所に指定しておくことは好ましくありません。
- 学校へのクレーマー対策として代表電話に録音機能を取り付けるべきです。事務員さんや教師への行き過ぎた苦情を防止するためにも、学校の電話に録音機能が必要です。和歌山市内の小学校の数校を録音機能付きにする予定ですが全校に必要です。
- 電気自動車が普及していますが、県内に充電スタンドが不足しています。設置されていると言っても旧型の充電スタンドが多く今の時代の電気自動車に対応可能な50kWの急速充電器が少ないのです。これでは電気自動車は普及しませんし、地球環境問題への対応の観点からも設置が必要です。
- 和歌山ライオンズクラブ結成65周年記念式典に出席しました。お祝いのため参加した約200人の会員の方々と懇親を深められた良い式典でした。
- 県内での洋上風力発電や蓄電所、リゾートなど再生に必要な施策について協議を行いました。「やるべきことはやる」姿勢が必要です。