活動報告・レポート
2025年7月29日(火)
102歳の経営者との懇談
102歳の経営者との懇談

今月も102歳の経営者と懇談機会をいただきました。毎月の懇談を楽しみにしていますが、今月も人生で大切な教えをいただきました。

  1. ビジネスも政治も常日頃が大事ですね。社会や人間関係において「常」が大事なことは言うまでもありません。「常」を大事にしている人が「いざ」という時に実力を発揮できます。
    議員の仕事は大変なことは分かっています。今の選挙を見ていると、古い政党はろくなものがありませんね。これまでの支援団体や背景にある力を利用して勝とうとしていることを見抜かれています。今の人は賢いから候補者に実力があるかどうかを見抜いています。政党公認だからといって投票行為に結びつくとは限りません。やはりその人が好かれていることが大事になりますね。
    もしその人が「無所属」だと考えると分かりやすいです。無所属の場合は人柄や好かれていることがポイントになります。個人に投票する場合は人物で決めることになります。それが本当のその人の実力です。無所属は背景にある力がないので、候補者の人柄や人気度と活動、そして支援者の活動が頼りです。無所属と政党で公認を受けた候補者との人間力の違いは歴然としています。
  2. 景気が悪いと選挙に熱が入りませんね。和歌山市の経済は良くないので、今回の選挙は熱が感じられませんでした。候補者同士の批判中傷がエスカレートしていましたが、県民は冷めて見ていました。選挙戦での出来事に係る情報はたくさん発信されていましたから、それらを元に誰に投票するかを判断していたと思います。相手陣営から何をされただとか言っても「それが何」と思います。批判中傷をする人は信頼されませんから選挙でも同じだと思います。
  3. 候補者に必要なものは人柄、人から好かれること、そして信念ですね。今の選挙は個人戦なので、候補者の人気と支援者の熱意が必要です。結果はその統合力なので人柄で判断されたと思いますし、より多くの人に好かれている人が勝ったと思います。何かの圧力で抑えても抑えられないことに氣づいていないようなら、今の社会が分かっていないので問題です。
    今の社会を分からなければなりませんね。
  4. 片桐さんは本当によく訪ねてくれていますから、「常」を大事にしていることが分かります。今回も心配してくれていたことを知っていますから感謝していますよ。「常」のある人は人徳を得られますから、今の活動を大事にしてくださいね。人徳は中々得られるものではありません。「常」の行動と時間によって得られるものなので、得ることは簡単なことではありません。

主な話は以上の通りです。今回の話も勉強になっています。

留学に係る会議

和歌山大学を訪問して学生の留学と研究者の交流などをテーマに会議を行いました。今回は東京とオンライン会議でつなぎリアルの会議と共に進めました。目指しているのは和歌山大学とフロリダ大学との間で相互留学などの提携を結び、和歌山大学生をフロリダ大学に留学機会を求めることです。逆にフロリダ大学生を和歌山大学に受け入れることも検討課題です。

現在、和歌山大学はフロリダ州の西フロリダ大学と提携しているので、本年度は4人の大学生が同大学に留学しています。但し、これ以上の受け入れは難しいので、提携大学を増やしたいと考えています。今回が第一歩になるように取り組みを進めます。

その他
  • 洋上風力発電と蓄電所建設について会議を行いました。和歌山県内での可能性を検討しています。
  • 「和歌山IR」可能性についても会議で話し合いました。
  • 大阪から友人が訪ねてくれたので、大阪から見た「和歌山県で必要なこと」の意見交換を行いました。やはりモノと人が動く数が違うので、和歌山県でも動きを創り出すことが必要なことです。