県政報告会に向けて「桐和歌会」幹事と会議を行いました。当日の打ち合わせを終えた後、昨日、下津港に寄港した客船「スター・ナビゲーター」の歓迎の話になりました。寄港を知った方々からは「おもてなしが足りていないのでは」「歓迎の横断幕やキッチンカーなどのお土産物店の出店が必要だったのでは」「和歌山市民に知らせて欲しかった」などの声を頂戴しています。

昨日、夕方から侍衣装でおもてなしに向かってくれた神谷さんは「お客さんのための盛り上げが少なかったように思います。昨日、体調が良くなかったので家で休んでいたところ、突然電話が鳴り『今から来てください』と依頼があったので駆け付けたのですが、歓迎の人が少なくて『これは演舞しなければ』と思ってお迎えしました」などの話をしてくれました。
「スター・ナビゲーター」は昨日のお昼ごろに寄港して、24時に下津港を離れたそうです。約20時間の滞在で、和歌山城、高野山、岸和田市などに向かって観光バスで移動したそうです。下津港に戻った時はお土産をたくさん抱えてバスから降り、臨時に設けられた税関を通過して乗船したということです。「港に和歌山市の歓迎の人が少なくて、お見送りするには寂しく感じました」ということでした。
一般的には歓迎の垂れ幕と太鼓やブラスバンドの演奏などでお迎えし、港では飲食やお土産物店などを並べて歓迎の意を示しますが、話を総合すると昨日はそうなっていなかったそうです。
このように二日連続して同じ問題提起があったことは、歓迎方法が十分でなかったと考えるべきです。
これら昨日の状況を聴いて、客船が寄港した時の歓迎方法について考える必要を感じました。外国客船の誘致は観光や地域経済振興のための県行政の大きな施策の一つですから、周知することや歓迎のあり方などを考える必要があります。
長年事業をしている経営者の方とお見舞いにご一緒したので、道中、その考え方の一端に触れることができました。
- 人は争うことに何の意味もありません。ストレスを抱えるだけですし、争いは時間の無駄です。人生にそんな無駄なことをしている時間はありません。
- 人と争って解決しないで死を迎える時、どんな思いをするか想像してください。きっと後悔すると思いますよ。くだらないことで後悔しないよう、良い人とつきあうこと、良い人と仕事をすることが大事です。
- もし争いごとがある場合、その相手と距離を置いてください。短い人生の中で意見の合わない人と関わっている時間はありません。誰でも嫌がらせや批判中傷に襲われることがありますが一切無視してください。後悔したくなければ、そうしてください。
- 日々を楽しく過ごすことが人生の目的です。争いごとを極力なくしましょう。安心できる人とおつきあいして下さい。そうでない人とは距離を置いてください。幸せのために必要なことです。
- 誰でもこの世界からやがて去る時が訪れます。その時、「楽しかったな」「良い人と出会えたな」「良い人生だったな」と思えることが人生で最も大事なことです。そう思うためには毎日の生活が、繰り返しになりますが「今日一日、楽しかった」「今日も良い人と出会えた」「良い一日だった」と思える日にしなければなりません。たった24時間、睡眠時間を除くと、たった16時間の中に嫌な思いが存在するような無駄な時間はありません。良いことがいっぱい詰まった24時間、そして活動している16時間にしてください。
- 今日、お見舞いに行った社長は、昨日退院したばかりですが、もう仕事をしていましたね。仕事をすることが楽しいからだと思います。この会社の人は良い人ばかりでしょう。社長の人柄と合致していますよね。だから私たちは良い人の集団をつくりましょう。そこに考え方の違いがあり、考えが合わない人は入ってきません。それが物事を成すために大事なことだと思います。
いつも前向きで行動している経営者の考えに触れて、今日の暑さが涼しさに変わりました。氣持ちの持ちようはとても大事です。

- 和歌山市内の企業を訪れ、県内事業所での再生可能エネルギーの導入と災害に強いまちづくりの取り組みの説明をしてもらいました。太陽光発電とデマンド制御、蓄電システムを組み合わせ、最終的にはエネルギーの自給を目指したまちづくりの取り組みです。
私からは、串本町でのロケット射場建設に至る経緯と「和歌山IR」の現状について説明を行いました。 - 木曜会に参加し、皆さんとの交流機会となりました。