台湾を出発した国際クルーズ船、「スター・ナビゲーター」が和歌山市に寄港しました。昨日、岸和田市の帰路巨大な客船が寄港していることを見て立ち寄ったのですが、この「スター・ナビゲーター」は、全長268メートルもあり、乗客は約1,600人ということです。現地で船籍を調べるとバハマが母港の国際クルーズ船だと分かりました。

今朝、神谷さんが「昨夕、スター・ナビゲーターの歓迎レセプションに行ってきました。突然、『応援して欲しい』と電話かあったので、侍の恰好をして寄港地に行くと台湾からのお客さんが下船しているところでした。現地はキッチンカーが配置されていましたが、歓迎イベントが終わったのかなかったのか分かりませんが、歓迎ムードが乏しかったので、すぐさま、外国の方に侍衣装を着衣してもらい、抜刀を体験してもらいました。簡単な侍衣装と木刀を持って立ち振る舞いをしたことをとても喜んでくれました。
せっかく、和歌山市に寄港してくれたのだからもっと歓迎の雰囲気を出すべきですよ」と話してくれました。
私も岸和田市からの帰り道、客船が停泊していることに氣づき現地に行ったのですが、警備員さんから「立ち入り禁止です」と港に入ることができませんでした。警備員さんは何も職務を遂行しただけなので当然のことですが、できるなら事前に呼び掛けて市民の皆さんから歓迎してもらうことも必要だったと思います。

「せっかく台湾から大型客船で日本に来てくれたのに、これだけ寂しい下船風景は初めて見ました」と感想を伝えてくれた人がいたように、どこの港でも外国船の歓迎は大勢の市民の皆さんがお迎えして「熱烈」歓迎しています。
私は昨日の寄港は知りませんでした。もちろん、事前に広報していたと思いますから私が見逃しただけでと思いますが、歓迎ムードが乏しかったことは残念だと思っていました。
その翌日である今日、神谷さんが侍衣装と立ち振る舞いで迎えてくれたこと知りました。「本当にありがとうございます。侍衣装でお迎えしてくれて恰好がつきました」とお礼の言葉を伝えました。

昨夕の写真を拝見したところ「外国の皆さんはとても喜んでいる」ことが分かりました。このお迎えがあったことで和歌山市を印象づけてくれたと思います。侍衣装の着衣と立ち振る舞い体験は、和歌山市を訪れた思い出として残るはずです。
神谷さんと「外国客船の寄港時の歓迎に、侍衣装の体験は良いことですから引き続きやりましょう。和歌山市に来てくれたのだからもっと熱烈歓迎しなくてはいけませんね。そして和歌山城に立ち寄ってくれる外国の方がいると思うので、和歌山城でも侍体験や抜刀術の披露なども考える必要がありますね。客船で和歌山市観光に来てくれているのだから、体験とお土産はもちろんのこと、観光地でのおもてなしや、下船時の歓迎は必須ですね」と話し合いました。
従来から観光客に喜んでもらうために和歌山城の活用を図る必要があるので、侍衣装や侍体験を企画しているところですがうまく進んでいません。理由は和歌山城が国指定史跡になっているから規制が強いためです。しかし和歌山市シンボルなので維持するとともに活用を図りまちの賑わいを演出すべきだと思いますし、観光に訪れる皆さんをイベントや体験などでお迎えすることが求められていると思います。もっとお城の活用を図るべきですが、規制が強くて企画は進んでいません。
昨日寄港した客船「スター・ナビゲーター」での歓迎イベントを見て、その結果を話し合って、外国から客船をお迎えする時のおもてなしと、和歌山城の活用の企画を練る必要性を感じました。

- 本日が最終日でした。地元高校生のブラスバンド部のメンバーが、台湾の学生の皆さんを始めとするお客さんの前で堂々と演奏していました。出演していたのは星林高校と向陽高校・中学校の生徒さんです。素晴らしい演奏に拍手を送ります。
- 髪の毛のカットをしてきました。今年の夏は暑い、少し短くしてきました。