活動報告・レポート
2025年6月13日(金)
和歌山県のプロサッカーチーム
和歌山県のプロサッカーチーム
「にきん会」

「にきん会」に出席しました。今回も参加者の皆さんとの交流を深めることができました。

同席した和歌山県を拠点に活動しているサッカーチーム「アルテリーヴォ和歌山」理事長と地域スポーツ振興について話を交わしました。

「プロサッカーJリーグ入りを目指しているところです。選手の皆さんはスポーツで和歌山県を盛り上げるため懸命に試合に挑んでくれています。地元ファンからの熱い応援もいただき、将来のJリーグ入りを目標にしています。ただJリーグ入りするためには専用のサッカースタジアムが必要となります。仮に下部リーグで優勝したとしても、基準を満たしたスタジアムがなければ昇格できないのです。残念なことに和歌山県内に基準を満たしたサッカースタジアムがないので、チームのJリーグ入りと地域を盛り上げるためにも将来は専用のスタジアムが必要となります。

長崎県では地元企業が約800億円を拠出してサッカー専用スタジアムを建設したと聴いています。地元と企業が長崎県をスポーツで盛り上げるために建設したようですが、和歌山県にはスタジアムを建設できるような地元企業はありません」。

だから「専用のサッカースタジアムが欲しいですね」と語ってくれました。和歌山県のスポーツ施設の環境が整っているとは言えず、施設が古いことや少ないことが問題です。これまで視察した他県のスポーツ施設と比較すると見劣りがすると言わざるを得ません。

「にきん会」

県の予算や企業の支援などを受けられると良いのですが、残念ながら厳しい財政状況です。それなら企業誘致を図りスポーツ施設を併設してくれる産業があれば良いのですが、大型の投資をしてくれる企業誘致は簡単なことではありません。

「アルテリーヴォ和歌山」理事長の熱い思いを聴かせていただき「和歌山県は他県と比較して遅れている分野が多いと思っていますが、地元を拠点とするプロスポーツの分野でも遅れていると感じました」。

そう言えば、独立リーグを含むプロ野球チーム、プロサッカーチーム、プロバスケットチームの一つも存在していない県は珍しいと聴いたことがあります。和歌山県はその数少ない一つなので、将来的に、このプロスポーツチームがないことから脱出したいと思います。

産業の誘致とそれに伴う投資の必要性を感じる話し合いとなりました。

その他
  • お世話になっている先輩とお会いして懇談の機会をいただきました。いつも話の度に経験に基づく知恵を享受してくれます。
  • 向陽高校OBの自治会長と会いました。恐らく勉強のためにここを訪れたものですが、「会長、お疲れ様です」と声を掛けると「片桐君、姿を拝見していたけれど会議だったので声を掛けませんでした」と答えてくれました。「そうなんです。今、終わったので挨拶に来ました。今月末に同窓会総会を予定しています。たくさんの同窓生に参加してもらいたいので是非、出席してくださいよ」と依頼したところ「一人だと参加しにくいのですが、片桐君が行くのであれば参加します」と答えてくれました。有難いことだと感謝しています。
  • 障がい者福祉施設をスタートさせている経営者と懇談しました。今の事業と異なる新しい挑戦に意欲的な話を聴かせてくれました。「お世話になっている地域の皆さんのためにお役に立てるよう事業化しました。立ち上げまでも大変な挑戦でしたが、これからが本当の挑戦です」と語ってくれました。この取り組みに敬意を表します。
  • 和歌山県飲食業組合の皆さんと、昨今の飲食店の状況に関して話を伺いました。やはりお客さんの入りは低調で「人が少ない」ようです。人出を増やすことは簡単ではありませんが、賑わいは地域の景気に影響されると思います。経済環境を改善するためにも賃金と雇用、産業誘致に取り組みます。