今月、開催を予定している「海草・向陽同窓会」総会に関する打ち合わせを行いました。丁度、学校に県下の教員と県教育委員会からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の授業の視察に来ていたところでした。向陽高校は令和5年度から令和9年度まで第W期のSSHに指定されています。同校の凄いところは第T期に指定されてから継続して指定を受けていることです。現在、第W期の指定を受けていますが、継続して指定を受けているのは優れた実績を残していることに尽きます。
このスーパーサイエンスハイスクール事業(Super Science High School 事業)についての説明は同校のホームページから引用します。
文部科学省が科学技術、理科・数学教育を重点的に行う高等学校及び中高一貫教育校をスーパーサイエンスハイスクール(SSH)として指定し理科・数学に重点をおいた取組を大学や研究機関との密接な連携の下で推進し科学技術、将来の国際的な科学技術系人材の育成に資することを趣旨とします。
県内各地からこの授業の視察に訪れていることは、在校生も教師も励みになりますから嬉しいことです。
さて向陽高校は創立110周年を迎えていますが、秋には記念式典を予定しているので訪問機会が多くなっています。本日は令和7年度総会の議案書の打ち合わせを行い、本年度は特に東京地区同窓会との連携を図りたいと考えています。同地区同窓会役員の方々が総会に出席してくれる予定なので、今後の活動方針も含めて協議を行っているところです。

ところで東京地区同窓会総会のチーム対抗クイズで出題されたのが正門を入ったところに設置されている「モニュメント」です。
クイズは「このモニュメントの台に記されている言葉は何でしょうか」でしたが、正解は「希望」でした。モニュメントを確認すると「希望」と書かれていましたが、そもそもこのモニュメントの名称が「希望」だったことを知りました。母校に関しても知らないことが多いものです。
今月開催予定の令和7年度総会と秋に予定している創立110周年記念式典に向けて準備を整えています。卒業生の皆さんの出席をお願いいたします。
和歌山県は政府備蓄米をブレンドした販売価格が全国一高いとの報道を受けて、県民の方々から多数の問い合わせがあります。このことは今朝のテレビで報道されていたようで、また朝日新聞でも報道されたことからの問い合わせです。

令和7年6月3日付けの朝日新聞記事を以下に引用します。
農林水産省は2日、入札で放出した政府備蓄米に銘柄米をまぜた「ブレンド米」について、都道府県別に店頭での販売価格を調べた結果を発表した。最高値は和歌山県で売られていた税抜き5キロ4480円で、最安値は北海道の2980円。北海道や東北、北陸地方で、比較的安く売られる傾向がみられる。
農水省は、備蓄米がほぼ全国に流通している可能性が高いものの、なぜ価格差が生じたかは分析できていない、としている。
調査の対象はスーパーやドラッグストアなどの量販店で、全国の計334カ所。県庁所在地など主要な都市を中心に対象を選んだ。農水省の職員が、原則5月29日時点の店頭での値段を記録した。各都道府県で調べた商品の価格を安い順に並べて、最低値、中央値、最高値を公表した。
和歌山県は第一次産業が盛んでかつ米どころでもあるので、この高値の報道を見て「政府備蓄米の価格は全国同じだと思っていました」「和歌山県はお米の生産をしているのに、どうして高くなるのですか」「和歌山県のお米は安くないとおかしいです」などの意見が相次いでいます。理由が分からないので和歌山県の所管に問い合わせているところですので、理由が判明次第報告します。