和歌山大学で国際交流について会議を行いました。学長が令和7年度の入学式で新入生に向かって「どんどん外国に行く機会をつくって下さい。大学は留学や短期留学の支援行います」と歓迎の言葉を伝えました。
引き続いて開催した和歌山大学後援会経済学部支部でも保護者から留学に関する質問があり、そこでの要望として「アメリカの留学先を増やして欲しい」との要望を頂きました。僕からは「経済学部支部としてアメリカの大学と提携できるよう取り組みたいと思います」と答え、現在、提携先を模索しています。
現在、和歌山大学は西フロリダ大学と提携していますが提携後の実績は少ないようです。
理由は様々ですが、その一つに「東海岸は遠いので、西海岸の大学と提携できれば」という理由があります。西海岸の大学との提携も考えなければと思いますが、その方にも候補の大学があるので、只今、協議に取り掛かっているところです。協議を始めたばかりなので提携できるかどうか分かりませんが、最大限の取り組みを行います。
そして現在交渉中の大学からは「学生の総合留学、短期留学と共に研究者の交流も希望する」という依頼もあり、研究者と学生の両方で検討できればと考えています。
一方、アジアでは中国や韓国から短期留学の依頼がありますが、十分な受け入れ態勢が整っていない現状もあるので、後日、国際担当の先生と改めて話し合う予定です。
さて大学からは「大学としては産業界との交流が課題です。和歌山県と産業界とも県連携を図りたいと考えています。現在、システム工学部の卒業生は、地元に就職先がないのでほとんどの学生は東京か大阪に就職しています。地元大学で学んだ学生が地元で就職できていないので、地元で技術系の学生が働ける企業が必要です」と話がありました。
大学からのご指摘の通り、現在までも取り組み中ですが、和歌山県にとってハイテク企業の誘致が優先課題です。大学で学んだ学生が地元で就職できずに、ほとんどが県外に出て行っている現実があります。何とか就職の受け皿をつくらないことには、流失は止まりません。
本日も会議の中で話し合いましたが、和歌山市内での企業誘致を更に進めたいと考えています。
学長は学生時代に、見聞を広げるために一度は外国に出ることを薦めています。若い頃に外国に行った経験は人生で必ず役立ちますから、可能な限り動いて環境を整えたいと考えています。
以上のように、今日の会議では学生のアメリカへの留学支援と企業誘致の協議を行い、引き続いて対応することにしました。会議の後、友人達と話をして、早速、二つのアメリカの大学の意向を確認することにしました。
本日、102歳の経営者を訪ねました。今月、会長の親しい皆さんと一緒にお誕生日のお祝い会を行いましたが、その時、出席者から「片桐さんが会長と懇談した記録があるのなら読ませてください」と依頼があったので、過去の議事をプリントして持参しました。本日、その方も会社に来ていることの連絡をもらっていたので、時間を合わせて訪ねたものです。
事務所に入り、早速、プリントを渡すと「片桐さん、前回お願いしたことを覚えてくれていたのですね。私も今週末から大型連休で休みになりますので、会長との懇談の議事を読ませてもらいます。休み中の楽しみができました」と伝えてくれました。
このように喜んで受け取ってくれたことは嬉しいことです。会長も元気な姿を見せてくれたので、重ねて嬉しく思いました。
102歳の会長から「片桐さん、健康は大事ですよ。毎日が大変だと思いますから、くれぐれも身体に氣を付けて下さいよ。片桐さんにはまだまだ活躍してもらいたいので、無理してはいけませんからね」と話してくれました。
今日も102歳の経営者に励まされました。「5月末にも来ますが、いま、寒暖差が激しいので体調管理にくれぐれもご留意くださいね」と伝えました。
会長と良い時間を共有できたことに感謝しています。