活動報告・レポート
2025年4月19日(土)
アースデイ
アースデイ
アースデイ

本日は地球環境保全の取り組みのアースデイとして、和歌山市城内に桜の木の植樹を行いました。今回で合計41本の桜を植樹したことになります。桜の木も老木になると花を咲かせなくなるので、若い木を植える必要があります。和歌山市城内の桜は戦後植えられたものだそうなので、植樹していく必要な時期に差し掛かっています。もちろん桜の木のメンテナンスをしているのですが、それでも新しく植えていくことが求められています。数年前、和歌山市長と面談した時、「将来のことを考えると、和歌山城内に桜の木を植える必要があります」と話があり、それ以降、お城の中に桜を植樹しているのですが、今回で合計41本となり、将来が楽しみになってきました。

さて桜の植樹に関してお世話を頂いたメンバーから「日本にある桜は何種類もあります。鳥や虫が桜の花粉をつけて各地を飛び回っていることで品種間での交配がおき、新しい桜が誕生してきました。

有名な『ソメイヨシノ』は、江戸末期から明治にかけて、染井村、現在の豊島区駒込の植木職人が、エドヒガンとオオシマザクラの品種を改良して作ったと言われていますが、私たちが和歌山城に植樹しているのは、その元のエドヒガシです」と説明してくれました。

和歌山城は国の指定文化財に指定されていることから、城内に植えるには難しさがあったのですが、県と和歌山市の協力を得て植樹を続けることができています。この桜の名所が将来も桜の名所であり続けるために継続した活動にしているところです。

午前でさえ汗が滲むような気温の中、皆さんと共にアースデイに参加できたことを嬉しく思います。桜の名所を維持することと、植樹をしたことが少しでも環境保全につながれば幸いです。

あがらの和歌山
アースデイ

今回で21回目を迎えた「あがらの和歌山」の交流会。21回も続けていることは凄いことですし、コロナ禍の一年は中止した記憶があるので、活動を開始してから22年目に入っていると推測しています。これだけ長い間、和歌山県の底力を信じて、和歌山県に活力を与えようと活動している実行委員会の皆さんに敬意を表します。

そして今回の配布は「あがらの和歌山今昔物語第三集」で原稿の依頼をいただいたので、僕も寄稿して原稿を掲載してくれていました。依頼をいただき掲載してもらったことは有難いことだと感謝しています。この冊子は今昔物語ですから、昔を懐かしむ気持ちと、過去を知りこれから時代を創っていくことを目指した冊子だと考えています。皆さんが書いた原稿を読むとかつての和歌山市は活力に満ちていたことが分かります。現代、以前はあったその活力が低下しているように感じますから、再興させるための取り組みが必要だと感じています。

さて開会の挨拶では主催者や来賓の方々は、過日、ご逝去された岸本知事の思い出話に触れていました。私たちの知事を亡くしたことは和歌山県にとって損失であり、残念で仕方ありません。本来は出版をお祝いする意味も持ち合わせた交流会ですが、故人を忍び思い出を語る会となりました。

今回、開会で和歌祭の演武がありましたが、僕も岸本知事(当時は落選中でした)をお誘いして何度も武者行列で参加していたお祭りです。重たい鎧兜をまとい行進したことを思い出しました。武士の兜は重くて、長い時間行進していると首と頭が痛み始めたことも思い出です。行進を終えて体育館で鎧兜を脱ぐと、二人で爽快な氣持ちになったことも思い出しました。和歌山県のために同じ時を過ごしたことを胸に秘めておきたいと思いました。

参加者の皆さんと共に暫し思い出に浸り、同じ場所に留まっていないでここから和歌山県をリスタートさせることを語り合いました。