世界の舞台で仕事をしている和歌山県にご縁のある経営者との話です。
「仕事は一緒にいて楽しい人、氣持ちが良くなる人とやるべきです。嫌な人と仕事をする時間は人生にとってもったいないので、私は人を選んでいます。どんな仕事でもチームで取り組みますし、一緒に考えて行動するので良い人とだけ組んでいます。
仕事は利益だけを追求するものではなく、一緒にいて楽しい人、氣持ちが良い人とするものです。ある程度の利益を得られるようになれば、それ以上の利益を得られたとしても私の生活は何も変わりません。生活が変わらないのであれば好きな人と仕事をするのは当然のことですから。
私は多くの人からビジネスのプレゼンを聴きますが、やるかやらないかの判断基準は、この人と一緒に仕事をしたいと思うことです。プレゼンを聴いていて一緒に仕事をしたいと思わなければ断ります。相手の腹を探りながら仕事をしても、つまらないじゃないですか。
人生において、そんな時間の使い方はもったいないです。一緒に仕事をしたい人は自分が選べるので利益よりも相手を選びましょう。私が世界でのビジネスの経験から、それがより良い人生の秘訣です。
良いパートナーと良いチームを組んで、良い仕事を選びましょう」と伝えてくれました。
知人から「片桐さんが町内の道路の危険個所の現場を見に来てくれて、カーブミラーを設置してくれたので安心できるようになり助かっています。これまでは接触事故が多く発生し、この付近を歩くことも怖かったのですが、お陰様で安心して歩けるようになりました。母親はいつもお礼の言葉を話しています」と伝えてくれました。
この道路は、それまで一方通行だった近くの道路の標識が撤去されたため、それが解除されたことから車の流れが変わり、住宅地内の生活道路内の交差点が危険個所になっていました。困って相談に来てくれたので現場を調査したところ「やはり流れが変わり危険個所になっている」のでカーブミラーの設置が必要と思いました。
その結果、交差点を見通せるカーブミラーが設置でき、安心できる道路となりました。知人からの依頼が良い波及効果になっていることを嬉しく思います。
「消防署で働いていた人が地域防災に関わってくれると安心感があります」と意見をいただきました。具体的には「消防署職員さんは責任感が強く、しかも災害への対応のプロなので地域防災に関わってくれると安心できます。南海トラフ巨大地震の発生確率の話が言われているので、和歌山市民に不安感があります。消防OBが組織してくれて地域防災訓練や避難所運営のリーダー役を担ってくれるなら力強いです。安心安全な地域防災に資すると思います」という意見です。
地域防災活動による共助は、巨大災害発生時の基本となります。ここにプロが関わってくることで、安心感が増すことは間違いありません。地域に自衛隊や消防のOBがいてくれるだけで安心感が違います。不安を安心に変えるための真剣な意見として聴かせてもらいました。どんなことができるのか考えます。