活動報告・レポート
2025年1月28日(火)
101歳の経営者との懇談
101歳の経営者との懇談

毎月定例の101歳の経営者と懇談の時間をいただきました。今日も元気に話を聴かせてもらいました。

私が大切にしている言葉は自己管理です。主に健康のことを指しますが、健康も仕事も自己管理ができていることが大事なことです。自己管理とは、悪いこと起きる前にそれが起こらないように備えることだと思っています。健康を害するのは何かの予兆があるから、仕事がうまく進まないのは何か原因があるからです。それを未然防止する力が自己管理なので、良くないことが起きる可能性を防ぐこの力を身に付けることが最も大事なことだと思っています。

私は医師から「あなたほど自己管理ができている人はいません」と言ってもらっています。他にも言っているかも知れませんが、評価してもらえていることは有難いことです。つまり健康でいられるように自己管理できているので101歳まで健康で、しかも現役で仕事ができているのです。今年で102歳ですよ。それでも健康でいられるのは、自己管理の賜物だと思っています。

さて仕事や友人関係で大事なことがあります。健康を維持していることと勉強していること、そして実行する力です。この条件がそろっていたら人は寄ってきます。でもこのような自己管理ができて優秀な人でも、人が寄ってこない場合があります。それは人として欠けているものがあるからです。それは「自分が一番偉い」と思っている人です。自分が一番偉いと思っている人のところに人は集まりません。能力があっても所詮は二流の人物ですから謙虚な人には勝てません。

自分が一番偉いと思っている人について行く人はいません。そんな人と一緒にいると氣を使って仕方ないからです。良くできた人は謙虚で人に優しく接します。私の経験からの話ですが、自分が一番偉いと思っている人のところに人が集まりませんから、大きなことは成し得ません。健康を維持すること、勉強をしていること。実践力があること。そして謙虚であることが人物の条件だと思います。是非とも心掛けて欲しいと思います。

そして時には休むことも大事ですね。何事も急いでいる人は、ケガもしますし病気もします。ケガも病気も無理をしているから表面に出てくるのです。自分で無理をしているかなと思ったときは休むことです。疲れたと思ったときは、休んでまた動けば良いのです。

健康でいれば知恵が出ますが、健康を害すれば知恵も出ません。健康でいることが物事を成し遂げるための全ての前提です。健康第一と言いますが心掛けて下さいよ。

自己管理と疲れたときに思い切って休むことができたら、願っている物事は上手くいきます。それでも壁にぶちあったときは神様にお参りすることです。神様にお参りと思うかも知れませんが、人知を超えたところのことは神様にお願いすることですよ。神様はきちんとあなたの願いに応えてくれますから、大きなことは人に頼るよりも良い場合があります。人は自分のこと以外はいい加減なものですから、神様にお願いすることも大事です。

もしどんなときも支えてくれる人がいるなら、それは神様に出会ったようなものですから、その人を大事にしてください。それほど、つきあう人を選ぶことはとても大事なことです。今年の誕生日で102歳になる私の経験から伝えたいことです。

今月の教えにも感謝しています。自己管理ができることが全てにおいて大事なことを心に刻みます。ありがとうございます。

その他
  • 県飲食組合役員会に出席したこと。県内各地から出席した役員の皆さんと意見交換を行いました。
  • 外国人労働者の雇用とコミュニケーションについて会議を行ったこと。人手不足への対応の一つとして外国人労働者の受け入れがあります。
  • ドローン会社の県内進出について協議を行いました。これまで和歌山県で少ない業種が進出を検討してくれることは有難いことです。
  • 大変お世話になった方の通夜式に参列したこと。昨日、突然の訃報に接し心を痛めていました。生前のご厚情に感謝し心からお悔やみ申し上げます。