新年挨拶のため、大阪市内から友人が和歌山市を訪ねてくれました。友人は昨年末に脳梗塞で倒れ、直ちに救急車で運ばれて入院、手術をして療養中でした。約2か月が経過して退院、現在に至っています。当時は驚き心配でたまりませんでしたが、持ち前の精神力で持ち直しています。まさか今日、和歌山市に来てくれるとは思っていなかったので、事務所でお会いした時は嬉しい言葉だけが出てきました。
会話をしたところ後遺症もなく、自分で日常生活は過ごせているようなので、ひとまずは安心しました。仕事に就くのはまだまだだと思いますが、話を交わしていると、春に向かっていくのと同時にさらに回復に向かうと思えました。決して焦らずに、ゆったりとした氣持ちでリハビリに取り組んで欲しいと思います。
ところで当時の話を聴かせてもらいました。数日間、頭痛があったので近くの病院に行き診察してもらったところ異常は発見されませんでした。その後も頭痛が続くので、総合病院で脳ドックを受診したのですが、やはり異常は発見されませんでした。これで安心できると思って仕事をしていたところ、脳ドックから15日後に脳梗塞で倒れたのです。
頭痛を我慢して仕事をしていたのではないだろうかと思っていたのですが、そうではなく異常を感じたのでできる限りの検査をしたことを聴きました。突然、倒れて手術を行ったのですか、その時、頭の血管の一部に突起物があり、それが破裂したようです。脳ドックの時は何もなかったのですが、わずか15日後に血管が破裂したことに驚いています。検査をした直後でも血管が破れることがあるのです。健康に氣を配っていても、起きる時は起きると思うと、明日どうなるのか本当に分かりません。
さらに話を聴いても、友人は健康で悪いところはなく、明るくて笑顔を絶やさないので病気と無関係だと思いました。それでも病は襲ってくるものなので怖いものです。
しかし回復途上にあり、話をして問題はなく身体は動くようなので日常生活の中で機能回復を待つばかりです。
友人は昨年秋に和歌山事務所を開設してくれて、これから仕事を通じて和歌山市に貢献したいと話していた時に倒れたので、市内での仕事の計画は予定より遅れていますが、回復してからでも遅くないので、しっかりと療養していただき元気な姿で一緒に仕事をしたいと考えています。
とにかく元気なお顔に会えたことが嬉しいことです。友人が毎朝、送ってくれるメッセージを読むことが一日の始まりのルーティンになっています。しばらく途絶えていた時は一日が始まらないような氣がしていたのですが、令和6年12月中旬から、朝に届くメッセージが復活しているので、僕の一日の始まり方も元に戻っています。毎日、この文面を呼んで元気づけられ励まされているので、ずっとこれからも続くことを願っています。
介護職場の視察を行いました。施設長に施設内を案内していただき現場の様子を聴かせてもらいました。現在の課題は介護職員が不足していることです。ハローワークに募集を出しても応募がなく「人材不足が最大の課題です」ということです。また看護師の勤務時間が限られていることから、夜間や休祝日の体制を考える必要もあるようです。入居されている方々と家族の皆さんのために、安心して暮らせる環境づくりに努めていることが分かりました。時間を割いて案内してくれたことに感謝しています。
県電力総連2025新春の集いに参加しました。初めて参加したのは40歳の時で、参加者は幹部、役員の方ばかりなので、ほぼ年上に囲まれていました。あれから20年強が経過して、今では年下の人ばかりとなり先輩が少なくなっています。一人の幹部は「もう20年も経っているのですか。片桐さんが最初、会社に挨拶に来てくれた時は、若くて爽やかな人だなぁと思いました」と話してくれました。皆さんの支援のお陰で成長させてもらえたと感じています。
挨拶では和歌山県の将来に期待できる取り組みを説明しました。皆さんからは「聞き応えがありました」「和歌山県の将来に期待できる話を初めて聞きました」「希望が持てますね」などの意見を伝えてもらいました。