活動報告・レポート
2025年1月3日(金)
オーストラリアの方との会話
新春のぜんざい

お世話になっているお店の新春のぜんざいの会に参加しました。到着した時はいつものお客さんが集まり、既にぜんざいをいただきながら懇親を深めていました。皆さんと挨拶を終えると、早速、ぜんざいを運んでくれました。昨年末から「1月3日は来てくださいよ」と声をかけてもらっていたので参加したのですが、大勢のお客さんが笑顔で話をしているので「この雰囲気は素晴らしいなあ」と思いました。

暫くすると隣に座っていた男性が声をかけてくれました。「片桐さんにお世話になったSの親戚です。一緒に事務所をお邪魔したこともあるのですよ」と話してくれたのです。僕は「生前は大変お世話になった方です。数年前に胃がんで旅立たれたのですが、活動的で顔が広かったので、とてもよく面倒を見てくれました。嬉しくて懐かしい名前を聴かせてもらい感謝です」と伝えました。

男性は「少し変わり者でしたが、確かに顔は広かったですね。氣に入った人にはとことんつきあいをするのですが、そうでない人とは話もしませんでした。今日、会えて嬉しく思います」と話してくれました。

新春から嬉しいご縁の巡り合わせがありました。他にもこのお店で顔見知りになった皆さんと会話を行い、新春の笑顔大会になりました。

またオーナーさんからは「3月に県外からゲストを招いた大会を開催します。予定しておいて下さい」と案内をいただき「ありがとうございます。手帳に記しておきます」と予定に組み入れました。いつも親切に迎えてくれていることに感謝しています。

オーストラリアの方との会話

オーストラリアの人とお会いしました。来日した時に和歌山県を氣に入り、現在、滞在している方です。

和歌山県には小さな単位のヒストリーがたくさんあります。みかんや梅、醤油とクジラ、人物では南方熊楠や植芝盛平などの偉人がいました。観光では熊野古道と高野山がありますし、クジラ漁も伝統的文化だと思います。これらのヒストリーは全て物語で語ることができるものです。たくさんの物語が各地域に点在している和歌山県は外国から見ると魅力的です。私からすると和歌山県はこのままでも十分魅力的で、地元の物語を発信するだけでインバウンド観光客は来てくれます。

和歌山県は和歌山県なので大阪を意識する必要は全くなく、小さなヒストリーを大事にしていることを発信すれば魅力が伝わります。

あえて言うとすれば和歌山県はリゾート地なので、もう少しリゾートの観点が欲しいと思います。大阪でIRの計画がありますが、完成すれば外国人は訪れると思います。外国人にとってIRはリゾート施設なので、ここに行けばホテルライフ、ショッピング、食事やコンサートやスポーツなどが楽しめることを知っているのです。IRはIRなので、IRそのものを楽しむことができます。IRのコンセプトは「Not a Casino」であることを日本で事業をやろうとしている事業者が伝えていないと思います。ラスベガスにもマカオにも、家族連れやペアで訪れているでしょう。外国人はリゾートを楽しむために訪れているのです。

それはさて置いて、和歌山県のヒストリーとリゾートは他にはない資産なので、外国に発信しないといけません。もう少し事例を出すならイノシシはとても美味しい食材です。イノシシがおいしく食べられることも訴えても良いと思います。とにかく外国人は伝統的な産業を好みますから醤油も味噌も発祥の地が和歌山県であることを発信して下さい。

もう一つ付け加えます。和歌山県に来た時に驚いたものがバスラーメンです。バスの中でラーメンを食べられることに驚きました。このバスラーメンは外国人から来た人は絶対に喜びますよ。

会話の一部を抜粋しましたが、以上のような話を交わしました。和歌山県にとって嬉しい話です。