活動報告・レポート
2024年4月24日(水)
社長の仕事
社長の仕事

和歌山県出身ですが、県外で仕事を経験した後に和歌山市に戻って来た友人がいます。事業所を立ち上げて「故郷に恩返しをしたい」と経験を生かして仕事に取り組んでいます。ただ「仕事を通じて貢献することは当然ですが、地域貢献にも力を入れています」という話です。本日は、県外から和歌山市に戻って来て感じたことを伝えてくれました。

「私は人のことは氣にしないで仕事をしています。大阪や東京では人を氣にする余裕も時間もないですから、自分がやるべきことをやるだけです。一部の人や会社をライバル視しても競合相手は多数なので、そんなところに労力を費やしている時間も意味もありません。そんな暇があれば社長としての仕事をすることや、人に会うことを心掛けています。仕事の時間を割いて、後ろ向きな対応をしていると時間がもったいないですよ。会社としてつきあう人とはつきあうし、付き合わない人とはつきあわない。それだけです。

社員にも同じことを伝えています。自分の会社のためになる仕事をして下さいと。営業でも見積でも、社外とのつきあいでも、会社のためになることなら報告書さえ添付してくれたらオッケーを出します。但し、領収書だけを提出してきても認めません。報告書と見込める成果を記載した帳票に領収書を添付してもらいます。社内の仕事の基盤を固めているから外向きの仕事ができるのです。

今後すべきことは障がい者の方々の雇用と農業です。和歌山市では新規のB型作業所は認めてくれないと聞いています。その理由は分かりませんが、会社が順調で障がい者雇用を考えている企業がありますから、それではマイナスだと思います。

また農業を行っているのは、社員の健康づくりと無農薬で野菜づくりをすることで社員の食の健康を考えてのことです。週に数日、率先して農業を行っていますが、野菜づくりは人づくりだと思います。心を込めて手間暇かけて育てた野菜は美味しいですし、お客さんに提供することができます。社員教育も同じで、社内での教育と実践の両方が必要で、現場だけしか知らないと、事務の仕事を疎かに考えてしまうので経費の使い方は乱れます。事務だけで現場がなければお金はいただけません。社員の一体感を持たすためにも農業は有効だと思います。

私の会社では挨拶と元気さが売り物なので、小さなことにくよくよしないように指導しています。困ったことほど相談に来て下さいと伝えています。だから社員には報連相の意味を分かって欲しいと話しています。常日頃から、悪い話、情報ほど上げてくることを伝えています。私は社員が『困っている』と相談があれば、直ぐにその相手に対応して解決を図りますから。社長の仕事のひとつは社員を守ることです。社長として、給与の支払いと困ったことを解決するのは当たり前のことです」と話してくれました。

方針は実に明快で分かりやすいものでした。元気のある話を聴かせてもらったことに感謝しています。

カット

立夏の前ですが早くも夏日が訪れています。気温変化は激しくて、もう春を飛び越えて夏が訪れそうな勢いです。冬仕様から夏仕様へと髪の毛をカットしてきました。

その間の話は「東京15区の選挙戦に見る選挙妨害対策について」「税金を取ることばかり考えているが、減税を実施することで消費喚起につなげ税収を上げることについて」「アメリカとメキシコの間の国境の壁はどうなっているのかについて」「東京オリンピックのキャラクターと大阪関西万博のキャラクターについて」などでした。

今回も話題提供ありがとうございます。

その他
  • 龍の郷の現状について説明してもらいました。和歌山県のために県外の方々が尽力してくれていることに感謝いたします。
  • 懐かしい方から連絡をいただきました。近々、和歌山市にお越しいただけると伝えてくれました。お会いできることを楽しみにしています。