活動報告・レポート
2024年3月29日(金)
海南歴史ウォーク
海南歴史ウォーク
海南歴史ウォーク 野上電鐡跡

「いきいきシニアわかやま」主催の海南歴史ウォークに参加しました。目覚めた時間の天候は暴風と大雨だったで「今日のウォーキングは難しいのかな」と思いましたが、案内を見たところ「雨天決行」とあったので、集合場所のJR海南駅に向かいました。生憎の天候だったことからキャンセルもありましたが、総勢40人でウォークすることができました。

このイベントの正式な案内は「野上電鐡跡ウォークと亀池を楽しむ」だったのですが、かつて野上電鐡が走っていた線路跡は歩行者専用道路になっていることから、歩道を歩いて亀池までむかいました。

途中、野上電鐡が走っていた時代の説明や海南市の産品である棕櫚を生産している山本勝之助の足跡を訪ねることができました。山本さんの子孫は今でも棕櫚のほうきやタワシを取り扱っているので、その海南市の偉人であるファウンダーを知ることができました。

ところで「沿線に人口が少ないにも関わらず野上電鐡が走っていたのは何故だろう」という疑問があったのですが、案内してくれた坂本さんが説明してくれました。

「海南市は当時貴重であった棕櫚の産地であり、棕櫚と製品を運ぶために野上電鐡が敷かれたのです」ということでした。化学繊維のない時代において棕櫚は貴重な資源でした。棕櫚でほうきやタワシを作ったので当時の生活は成り立っていたのです。

海南歴史ウォーク 山本勝之助像

今のように化学繊維などの素材がない時代、天然素材が採れる地域が産業の集積地でした。海南市が栄えたのは、棕櫚の産地であり棕櫚を素材とした製品を製造して全国に販売していたからです。近世は太平洋ベルト地帯が製造業で栄えていますが、当時は素材がある場所が製造拠点だったので海南市が栄えていたのです。その中心人物が山本勝之助で、相当な資産家だったようです。

ウォーキングしながら案内を務めてくれた坂本さんが、山本勝之助らについて説明してくれました。参加者の多くは山本勝之助の名前さえ知らなかったので、またしても故郷の偉人の名前と功績を知ることが出来ました。

そしてウォーキングは健康に資することも目的の一つですが、片道約5kmを歩き通しました。「いきいきシニアわかやま」の会員はシニア世代の皆さんなので、歩き通すことに意味があります。ますます元気で活躍されることを祈念しています。

ところで、今回の海南市の歴史ウォークの案内を担当してくれたのが坂本さんです。坂本さんの案内が素晴らしいので一緒に参加した私達は「きっと坂本さんはこの現場を下見で歩いてくれていますね」と話していたのです。坂本さんに尋ねたところ「このコースは一人で歩いています。歩くだけではなくて地元の方々に話を聴いているので、その話を土台として自分の知識と掛け合わせてアレンジして皆さんに伝えています」と話してくれました。

現場を訪ねること、現場で地元の皆さんの話を聴くことそして歩き通すことによって、本物の案内ができるのです。今回は野上電鐡の線路の跡地を歩きましたが、歩道は弾力性があり歩きやすいことに加えて、歩行者専用道路なので車両の進入がなく安心して歩き通すことができました。

海南歴史ウォーク 双青閣

今朝からは暴風と大雨でしたが、JR海南駅に到着した時は、天気予報通りに青空が広がっていました。坂本さん、八尾さんの案内で快適に学びながらウォーキングする機会となりました。

こんな素晴らしい企画と案内をしてくれた「いきいきシニアわかやま」の役員の皆さんに感謝しています。亀池にある双青閣を訪ねたのは初めてのことでした。

その他
  • 和歌山大学後援会役員会と、同大学の経済学部支部役員会に参加しました。新年度から経済学部支部長を拝命することになりました。新任役員の皆さんとも顔合わせをする機会となり、新しい一年が楽しみになってきました。
    僕からは経済学部支部役員の皆さんに、令和5年度のまでの活動実績と、OB会として実施している「和歌山ぶらくり会」や「図書を読む会」の案内をさせてもらいました。
  • 支援組織の研修会にお招きをいただき、県政報告をさせてもらいました。令和6年2月県議会で質疑を交わした内容を中心に説明しました。皆さんからたくさんの要望を頂戴しました。課題解決に向けて取り組みます。