活動報告・レポート
2023年7月31日(月)
経営者の話
経営者の話

もしかすると、全国で一番の高齢の現役の経営者かもしれません。100歳になった今も、代表取締役会長として活躍しています。毎月訪ねているのですが、話を聞くことでいつも勉強になっています。

今日は有事に備えることの話を交わしました。

最近の日本は緩んでいるように思います。ロシアとウクライナの問題への対応も国際社会での評価が聞こえてきませんし、台湾有事に関しても全く分かりません。政府は国際社会から認められるようなウクライナ支援も、台湾有事への備えもしているのでしょうが、国民は蚊帳の外だと思います。有事に備えるとは国民の協力が不可欠で、現在の情報も伝えて欲しいと思います。何事もなければ良いのですが、国民が気持ちを整えて国を護るためには日常から意識しておくことが必要です。

例えば、宮古島にはシェルターを設置するとか聞こえてきますが、どうなっているのか分かりません。まあ、私達が知ったところで何もできないので、良いと言えば良いのですが、情報を制限していると理解は得られないですよね。

日本の近隣の中国やロシアのリーダーは強力なので、果たして日本のリーダーが対抗できるのか一抹の不安もあります。子どもや孫の世代の日本も繁栄していて欲しいので、外交に強いリーダーの登場を期待しています。

との話でした。

会社経営のことと同時に、国際社会における日本の地位や有事への備えにも関心を持っています。現役で活躍することに対して、年齢は関係ないと思います。

また和歌山市の活性化についても触れてくれました。「若い人達が中心地活性化のために取り組みをしてくれていることを嬉しく思います。民間と行政が協力し合える環境をつくってくれているので、計画ができて協力の依頼ができていると思います。若い人たちがまちの活性化に参加してくれることで市の再生は期待できますね」とも話してくれました。

会長は自らの経験を言葉に置き換えて伝えてくれています。経験を伝えてくれる機会があることは有り難いことであり、和歌山市の活性化のために力を貸してくれていることに感謝しています。

課題の相談

いつの時代も課題はなくならないものです。社会変化に伴い姿かたちを変えて存在し続けています。課題があるから仕事はなくならないし、人やまちの成長があると思います。個別の課題に対応することは簡単なことではなく、時間と行動、費用などが必要となりますが日々対応しているところです。

直近、たくさんの課題の相談をいただいています。聴いただけで、相当の時間がかかることや予算の問題が頭に浮かびます。相談に対して、果たしてどのように話を持って行くべきか方策を考えます。無理を言って道理を引っ込めるやり方は、確か昭和の時代にあったと記憶していますが、今では存在していない方法だと認識しています。ルールを順守しながら他の事例や現場の状況を勘案しながら解釈する余地はないかを考えます。

困っている人の話と現場の状況を踏まえて課題解決策を考えるのです。課題解決のためには行政の管理箇所の理解と納得が必要なので、よく話すことが大事なことになります。

課題対応に際して、法律の解釈の余地があれば突破口になりますが、なければ苦慮することになります。関係する法律や他の事例などを調査したうえで物事を進めていく。それが基本となります。

先週末からの課題として、水道管の問題、カーブ設置の問題、厚生年金の問題、歩行者の安全の問題、里道水路の問題などに対応しています。これらの課題は、管理箇所や所管の皆さんの理解と協力があって前進するものばかりです。社会での出来事は一人で出来ることはなく、協力をいただいて結果が出ることばかりです。人のつながりとコミュニケーションを大事にしながら行動しています。

今日も話し合いに応じてくれた皆さんに感謝しています。

その他
  • クラブ四役が集まり、会の規則案や予算書案。事業計画について会議を行いました。
  • 知り合いの飲食店を訪ねたところ「片桐さんの当選はとても嬉しかったです」と話してくれました。心からの応援に感謝しています。