活動報告・レポート
2023年7月7日(金)
陸奥宗光伯生誕179年祭
陸奥宗光伯生誕179年祭
陸奥宗光伯生誕179年祭

竈山神社において陸奥宗光伯生誕179年祭を執り行いました。生誕祭は毎年、開催しているもので、今年も竈山神社の協力を得て開催することができましたこと、お礼申し上げます。主催は「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」で、今回は共催として「紀州 宗光龍馬会」が加わりました。

生誕祭のテーマとして「宗光から未来へつなぐ平和の想い」を掲げ、令和5年から令和6年に向かう行動の志と道筋を示し、令和6年の「龍馬World in和歌山」大会の成功を誓い合いました。決して経済が再生できているわけではない和歌山県にとって、県内外から人が集まる講演会やイベントは大きな意味を持っています。地元の方々が街に出て消費をすること。また県外から訪れてくれた皆さんが和歌山県内で消費をしてくれることから、日常と異なる街の風景が見られるからです。

GDPの70パーセントは個人消費が支えていると言われています。そのまま県に適用できるか分かりませんが、和歌山県経済の70パーセントを占める個人消費を促す必要があります。言い方を変えれば県内での内需拡大です。設備投資が弱い和歌山県にとって、内需拡大は個人消費拡大が必須ですから、外食の機会を拡大することは必要です。

陸奥宗光伯生誕179年祭

そのための仕掛けにもなる故郷の偉人をテーマにした講演会やイベントが開催されることを歓迎して欲しいと思います。講演会やイベントは、それに関わっている人の企画と熱意、そして行動力があって実現できるものです。主催団体は和歌山県活性化のために資金と時間を差し出して実施しようとしているのです。

言うだけで実行を伴わないようでは、和歌山県の活性化につながることはありません。企画を立てて資金を出し合って主催する人がいることを知って欲しいと思います。何もないところから生まれるものはありません。人が集まる、話し合う、企画を立てる、行動することで思ったことの形が築かれるのです。

さて竈山神社では正式参拝を行い、偉人の志と功績を称えました。そこに「宗光から未来へつなぐ平和の想い」を確認し、講演会やイベントで発信することを誓い合いました。不平等条約を改正して近代国家の仲間入りをした陸奥宗光の時代が起点となり、未来においては、今よりも平和な世界になることを目指した活動をすることが宗光の意思だと思います。

またそれは坂本龍馬を始めとする維新の志士が目指した世界であり、明治新政府が目指した意思でもあるのです。実に多くの先人たちが平和への願いを抱いて、それぞれの役割を果たし行動してきたのです。その最先端に位置する現代のわが国の平和を護り、世界にその価値を発信することが私達の使命です。

陸奥宗光伯生誕179年祭

維新の志士の想いに近づくことができるかどうか分かりませんが、私達はそこを目指して活動しています。毎年、生誕祭を継続しているのもその意思の表れであり、継続こそ力だと信じている私達は、継続の力を武器にして「龍馬と宗光の意志」を受け継ぎ、次の世代に継続させたいと考えています。

そんな願いを込めた「陸奥宗光伯生誕179年祭」でした。参加された皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございます。

飲食業界の現状

飲食組合役員の皆さんと話し合いを行う機会をいただきました。「コロナ禍を脱した社会になりましたが、和歌山県内の飲食業界はコロナ禍から回復できていません。今週、市内の組合員さんと会議を行いましたが本業が大変な状況のため、地域社会へ貢献する余力はありません。お世話になっている地域の皆さんへのお礼のための活動はやりたくてもできないのです。

コロナ禍以前の状態にまでお客さんは戻っていませんし、約3年前に融資を受けた返済が始まっています。売り上げが低迷しているのに対して返済が始まっていることから『資金の余力は全くない』のです。

年内いっぱい事業が継続できるかどうかの状況であり、最悪20パーセントから30パーセントのお店が厳しくなると予想しています。

そこで、こんな環境なので和歌山県経済を引っ張って欲しいのが公務員の皆さんです。県庁の職員さん、市役所の職員さんには職場での外食や懇親会など外食の機会を元に戻して欲しいのです。公務員さんが飲食の消費をリードしてくれないと、まだ外食を控える傾向が止まらないように思います」。こんな話を聴かせてもらいました。

方策を議論しました。

その他
  • エネルギーに関する研修会の案内を行いました。この数年間、実施できなかった研修機会を復活させたいと思っています。
  • Web3.0やNFTの活用について話し合いました。世界は動いていますから、先行者に勝てるようにしくみを整えたいと思っています。
  • 和歌山大学経済学部後援会役員体制について話し合いました。本年度は新体制で挑みたいと考えています。