活動報告・レポート
2023年7月5日(水)
FMマザーシップ
FMマザーシップ

FMマザーシップに出演してきました。湯浅町にあるFMを訪ねるのは初めてのことで、出演も初めてのことでした。今回ご縁をいただき令和5年7月16日に開催予定の「陸奥宗光と和歌山」イベントについて話をしてきました。話をする機会を与えてくれたことに感謝しています。ラジオで話をした内容の趣旨は次の通りです。

故郷の偉人の功績とその背景にある歴史と志を知ってもらうために「陸奥宗光と和歌山」を開催します。故郷の偉人がわが国を近代化するために活躍したことその時代背景を知ってもらうことで、日本と和歌山県に誇りを持ってもらいたいと考えています。

FMマザーシップ出演

言うまでもなく、江戸時代に英国との間で締結された不平等条約を改正した外務大臣が陸奥宗光伯です。英国との間で締結された「日英通商航海条約」によって、日本を覇権国であった英国が対等な国と認めたのです。英国との条約締結が契機となり欧米列強との間で、不平等条約が改正されていきます。その歴史に登場したのが陸奥宗光伯であり、その志は坂本龍馬から受け継いだものなのです。

令和6年はこの条約締結から130年目を迎えますから、今年、和歌山県から一等国になった日本の歴史を発信したいと考えています。講演会では、坂本龍馬と陸奥宗光伯に所縁のある故郷の偉人に登場してもらいますし、龍馬の師であった勝海舟も和歌山市に来ていた歴史を知ってもらいたいと思います。

勝海舟はロシアの黒船が来航したことから、外敵の大阪湾への侵入を防ぐために加太や和歌浦に砲台を建設します。その砲台検分のため和歌山市に入ったのです。そのとき勝海舟の弟子であった坂本龍馬も和歌山市に来ています。勝海舟や坂本龍馬が和歌山市に来ていた物語を聴くと、多くの人は「歴史っておもしろい」と思ってくれるはずです。偉人が活躍した足跡の物語を聴くと心は「ときめき」ます。

そこに陸奥宗光伯が絡んでくるのですから、幕末から明治にかけての和歌山市の歴史が面白くないはずはありません。歴史の舞台は和歌山県にあるのです。

かつて「近畿のおまけ」と呼ばれたことのある和歌山県ですが、「記紀」の時代から歴史に登場する和歌山県の存在は重みがあり、和歌山県を飛ばして歴史を語ることはできません。だからこそ和歌山県は「近畿の重し」なのです。和歌山県が「近畿の重し」であることを「陸奥宗光と和歌山」で伝えたいと考えています。

ここには全国龍馬会からも参加がありますし、歴史ファンが和歌山市に集まってきます。迎える側の私達は熱く歓迎したいと思いますので、このイベントへの参加をお願いします。故郷の偉人と歴史の物語を知り、人に話してみたくなる内容なので、お越しいただきたいと思います。

「陸奥宗光と和歌山」に参加した皆さんが、これを機として、例えば居酒屋で「坂本龍馬や陸奥宗光伯について語り合いながら一緒に御酒を飲む」。そんなことにつながって欲しいと思っています。

この講演会に続いてのシンポジウムには地元を代表して僕もパネラーとして参加します。地元の一人して故郷の偉人を語りたいと思っているので、このFM局の地元である湯浅町、有田市の皆さんの来場をお待ちしています。

この「陸奥宗光と和歌山」は令和6年の「龍馬と宗光 未来への伝言」の序章となるものです。不平等条約を改正して近代国家の仲間入りした日本が、その後、飛躍していく歴史を知って欲しいと思います。現代の繁栄と平和が自然に生まれたものではなく、歴史の流れの中で勝手にできたものでもなく、先人達が列強との交渉、苦悩、そして決断した結果、勝ち取ったものであり、護っていかねば失うこともあることを分かって欲しいと思います。

今あるものが永遠に続くことはありませんから、歴史を知り世界から尊敬されている日本を護っていく覚悟を持って欲しいと思うのです。

今回の企画が、そんな気持ちを醸成し、将来の動きにつながることを期待しています。

その他
  • ケイ素の鉱石を初めて見ました。健康や美容に役立っていることから、人にとって大事なものだと知りました。
  • ZOOM国際会議ZOOMを用いて、東京とアジア、そして和歌山市を結ぶ国際会議を行いました。ハイテク企業の誘致とスーパーごみ発電の導入などを議論しました。アジアと和歌山市を結び付けたいと考えています。
  • 画像名和歌山中央ゴールドライオンズクラブの初例会を開催しました。今期は幹事として新しいクラブで活動することになります。参加メンバーの感想や意見を聞いて、初めての例会はお互いの親睦が図れた良い例会になったと思っています。今回はバイオリニストのミスターサカモトをゲストに迎えて、バイオリンの音色を楽しんでもらいました。
    例会では交流機会と学びがある企画を立案して楽しい例会にしたいと考えています。
画像名 画像名