活動報告・レポート
2023年4月22日(土)
ぶらくり丁
パリの風に寄せてコンサート

和歌山シャンソン協会主催の「パリの風に寄せてコンサート」が和歌山城ホールで開催されました。和歌山シャンソン協会顧問として開会の挨拶をさせていただきました。

皆さん、こんにちは。ようこそ「パリの風に寄せてコンサート」にお越しいただきました。主催者の和歌山シャンソン協会顧問として会を代表して皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございます。

シャンソンは季節を感じる歌で、僕の印象としては秋や冬の感じが強いのですが、春のシャンソンも新緑のイメージを想像できるので素敵だと思っています。この春の季節に、皆さまにシャンソンをお届けできることを嬉しく思っています。

今年も和歌山市にパリの風が吹く感じをお届けできるなら嬉しいことなので、是非、パリの春の季節を感じてもらえたらと思っています。

さて僕も2年前だったと思いますが、皆さんの前でシャンソンを歌ったことがあります。知っている歌でも緊張をして大変だったことを覚えています。本日は橋本佳代先生の下でシャンソンを習っている皆さんがステージに立たせていただきます。今日の日のために練習を続けてきた結果、喜びと緊張の舞台で歌うことになりました。皆さんにはそんな喜びと緊張の空気を感じていただき、けやき通りのこの場所からパリの通りをイメージしてもらえたら幸いです。

和歌山シャンソン協会として、皆さんに歌声を届けられることを嬉しく思っていますので、どうか最後まで私達のシャンソンを楽しんでいただけたらと思っています。

ご来場の皆さんに深く感謝して和歌山シャンソン協会を代表しての挨拶といたします。ありがとうございます。

以上が開会に際しての挨拶の趣旨です。今年も来場してくれた皆さんの心の中に、パリの風を吹かせることができたことを願っています。ご来場の皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

ぶらくり丁

和歌山市中心地にあるぶらくり丁を歩きました。土曜日ですが人通りが少なくて寂しい感じがしました。商店街の店主の皆さんと話を交わしながら歩きましたが、そんな中で皆さんから意見をいただきました。

このお店を始めてからもう50年以上が経過しています。私が三代目ですが、この次の世代は続けられないと思います。お店を建築してから約50年が経っているため、老朽化対策として都度、必要なリフォームを行っています。しかし老朽化は止められないので、補修が必要になれば直している状態が続いているのです。

人が来ない中、店舗を改修、または全面的にやり替えるような投資をすることは将来も困難だと思っています。私の代で終わりかなと思っているのです。店舗を維持するリフォーム代だけでお金がかかり過ぎるので、現状のお客さんのままだと利益はでないのです。

多くのお店は同じような状況にあると思っています。店舗に大規模な修繕が必要になれば、閉店するところが多いように思います。

という話を聞かせてもらいました。

また「アーケードを撤去する意見が出ていますが、撤去するには電気や通信線、光ファイバーなどを地中化する必要がありますし、雨対策として側溝を作る必要があります。今の状態でアーケードを撤去してしまうと雨水の浸水対策と電気と通信線などの地中化工事が必要となり、それらは地主負担となりますから簡単にはいかないのです」。

そんな問題があることを知ってもらったうえで、地元のことは地元で考える、その考えを実現するために商店街として予算化しておく必要があります。

「行政が何とかしてくれるだろう」「国の予算をもらおう」といった考え方では支援は受けられないと思います。自力で開拓精神を持ち、全てを行政に頼らないこと、そして商店街組合が団結して行動する必要があります。誰が再開発や商店街組合をまとめるリーダー役を担うのかが将来に向けての問題です。

再開発の以前に老朽化が進んでいることを鑑みて、老朽化対策と後継者問題に一定の区切りをつける必要があります。そうしなければ、「昔の賑わいを取り戻します。中心市街地を再生します」の掛け声だけでは、この商店街の再生はできません。

現状を理解して、ぶらくり丁の再生について政策にする必要があります。骨の折れる仕事になります。

その他
  • スカイタウンつつじが丘を訪ねました。大変親切にしてくれた皆さんから「こんなところまで来ていただいて恐縮です」などの話を頂戴しました。
  • 和歌山市内での雇用について協議を行いました。若い人たちが県外に出ていく現実を踏まえて対処方法を考えています。