活動報告・レポート
2022年12月8日(木)
テールツイスター
賃上げの要請

メーカーの下請け会社の方から「物価が上がって従業員の生活に影響が出ているので、給与やインフレ手当の支給をしたいが世間はそうなっていないので難しい」との意見が寄せられました。大手企業が賃上げを躊躇しているので、積極的に賃上げができないということです。

企業によって業績が異なるので一概には言えませんが、和歌山県のように中小企業の比率が99パーセントの地域では「大手企業が率先して賃上げをしてくれたら」と思います。

来春も小売価格の値上げか予想されているので、生活を維持するための給与や手当のアップをお願いしたいところです。

園児送迎用バス

幼稚園や保育園の園児送迎用バスに車内カメラを設置することが義務づけられるようです。義務化は来春からだと聞いていますが、関係する方々はその対応に追われていると聞いています。単にカメラを設置するだけでなく、子ども姿が見当たらない場合は保育士さんの携帯に情報が届く、同時に園にも情報が届くシステムもあります。

AI機能を有した機器もありますから、安全性が高くて安心できるシステムを導入して欲しいと思います。同じような事故は決して起こしてはならない。そんな気持ちでどんなシステムがよいのか考えています。

一般質問三日目
一般質問三日目

一般質問は三日目に入りました。本日も4人の同僚議員が登壇し、当局と県政の課題についての質疑を交わしました。議員によって視点が異なるので、気づかないことやそれぞれの地域の課題が発見できるので、一般質問を聞くことは県政の勉強になります。

明日、午前10時からは僕の一般質問となります。仁坂知事と最後の質疑の機会となりますので、今後の和歌山県政の姿と和歌山県の素晴らしさについて議論を交わす予定です。

皆さんの応援をお願いいたします。

テールツイスター

和歌山ゴールドライオンズクラブ例会でテールツイスターを担当しています。今回のテーマは「話の伝わり方」について話しました。

こんばんは。遅れて出席したため、ゲストの皆さんの話を聞くことが出来なくて申し訳なく思っています。本年度のテールツイスターを務めています片桐です。よろしくお願いいたします。

今日の例会の議題で「来年の国際大会がボストンで開催される」ことの報告がありましたので、用意してきたネタの前にボストンの話をします。

ボストンには何度か行ったことがありますが、確かニューヨークから1時間ぐらいの移動時間だったと思います。但しアメリカなので移動手段は飛行機です。イメージはニューヨークが東京だとすればボストンは京都です。歴史のある古い町といったところです。

確か、イギリス領だったアメリカが独立するきっかけになったボストン茶会事件が起きた町です。ボストンの人達がイギリス本国議会への抗議として停泊中の船舶から積荷の大量の茶箱を海に投棄した事件です。

そんな歴史のあるボストンで国際大会が開催されるのであれば、是非とも行ってみたいと思うのですが、注意することがあります。それは車の運転です。

ボストンにいるとき「ボストンで交通事故を起こしてはいけない」とアドバイスをもらいました。何故だか分かりますでしょうか。それは交通事故を起こした場合の慰謝料が全米一高いからです。その理由は、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、そしてボストン大学など、アメリカを代表する大学生が暮らしているからです。

学生に怪我をさせる、あるいは死亡事故になれば、見込まれる生涯所得は相当な金額になると予測されるので、それに見合った慰謝料を支払うことになるからです。ボストンに行ったときの車の運転には是非とも気を付けてください。

もう一つ気をつけてもらいたいのが、ボストンはエンターテイメントがない町だと言われていることです。賑わいを求めて国際大会に参加しても期待通りにはいかないこともありますから、ご注意願います。

さて本日、テールツイスターに用意してきたネタに移ります。

複数の人が同じことを言っても伝わり方は異なります。例えば同じ原稿を読んだ場合でも、相手に与える印象は違うのです。ボソボソと「和歌山ゴールドライオンズクラブ第458回例会」と読むのと、大きく元気な声で「和歌山ゴールドライオンズクラブ第458回例会」と読むのとでは印象が違います。前者の場合はゲストの皆さんから元気のないクラブだと思われますし、後者の場合は元気なクラブだと思ってもらえます。

どうして違いが出るのでしょうか。

一つは個性によるものがあります。訴える力、相手に伝わる熱意、言葉の強弱、声の大きさなどによって印象は違ったものになります。受け取る人は伝わる力の大きさ、印象によって賛否の態度を示すことになります。

二つ目は誰が話をするかです。同じ原稿を読んだとしても、Aさんが読めば印象が良い伝わり方になり、Bさんが読むと印象が悪くなることがあります。それはその人の日常の行動と信用度、何を発言しているかなどの要素が影響しています。

その人の性格や好感度、日常の行動によって発言の印象が異なるのです。

三つ目は立場や職位による影響があることです。会社の社長が発言する場合、役員が発言する場合、一般社員が発言する場合によって、同じ発言でも影響度合いや信用力は全く違ったものになります。

テールツイスター

ガバナーが発言すれば「ライオンズクラブ国際協会の来年度の方針はそうなっているのか」と納得しますし、僕が同じことを言ったとしても、ほとんどの人は関心を示してくれません。立場や肩書によって発言力が違うので信用度が違ってくるのです。

人は物事の内容よりも誰が言っているのかによって「信じる」、「信じない」の判断をしますし、誰が言っているのかによって情報の価値を判断するのです。

人に何かを伝える場合、誰に依頼して言ってもらうかが大事だと思います。和歌山の場合、元ガバナーの吉村さんのような発信力を持てるよう頑張りたいものです。

以上です。ありがとうございます。