活動報告・レポート
2022年12月1日(木)
デジタルツイン
一般質問の協議

一般質問に関わる協議を行いました。本日は「外交史料展」「宇宙教育」そして「和歌山県の価値」についての考え方を説明しました。いずれも過去の一般質問で取り上げたテーマで、県政として将来とも取り組むべき課題だと認識しています。和歌山県として道筋を立てて、これからも取り組みを行うための協議を交わしています。

また一般質問の登壇日が最終日となる令和4年12月9日、金曜日の午前10時からと決定しました。皆さん、応援をお願いいたします。仁坂知事と本会議で最後の質疑を行う予定です。

置き去り防止対策

令和5年度から園児送迎用バスに、車内監視カメラ設置など、置き去り防止のための安全対策の取り付けが義務化されると聞いています。これは園児を車内に置き去りにしたことによる事故が発生していることを受けての対策ですから、安全と安心のために必要な措置だと認識しています。

今回「園児AI検知置き去り防止システム」の説明を聞かせてもらいました。これは車載カメラとAI解析システムによって車内の園児を自動検知し、園内への警報や職員さんによる検知状況のモニタリングが可能になるものです。園児置き去りゼロを目指すためのシステムになっています。

基本は人的ミスを防止することにありますが、カメラとAIを活用して事故を防ぐことを実現させたものです。導入に際してはこのシステムの理解が必要ですが、義務化されることから早い段階で車内への設置を求めたいと考えています。

デジタルツイン

AIに関わる話し合いをしているときに「デジタルツイン」という言葉を聞かせてもらいました。このデジタルツインとは「現実空間にある情報をIoTなどで集め、送信されたデータを元に仮想空間でリアル空間を再現する技術」のことだそうで、現実世界の環境を仮想空間にコピーする鏡の中の世界のようなイメージのため「デジタルの双子」の意味を込めてデジタルツインと呼ばれていると聞きました。

詳しくは次の説明の通りです。

デジタルツインは従来の仮想空間と異なって、よりリアルな空間をリアルタイムで再現できることが特長です。IoTで取得したさまざまなデータをクラウド上のサーバにリアルタイムで送信し、AIが分析および処理をすることで、デジタルツインはリアルタイムな物理空間の再現ができるのです。

ということです。

現実空間では実験が難しい状況を仮想空間で創り出し、その仮想空間で実験を行うことでデータを取り、技術開発につなげる技術のことです。

デジタルツインによって物理空間の将来の変化を仮想空間上でシミュレートすることが可能となるため、将来、起こるであろうと予想できる現実空間での変化に備えることができるものです。

本日は東京から和歌山市に来てくれた方に、デジタルツインの初歩的な解説を聞かせてもらいました。

その他
  • 政策金利や為替レートについての勉強会に参加したこと。時間と金利差によって得られる金額に差があることなど説明してもらいました。
  • 交流会に「わかきん先生」が訪ねてくれたこと。健康に資する活動の説明を聞かせてもらいました。「わかきん先生」の本気の活動の輪が広がっていることを感じています。
  • 本日、友人のお店が開店したのでお祝いに駆けつけました。備品が整えられ、内装もきれいに仕上がっているなど、これからスタートする気持ちが伝わってきました。
  • 小学校時代の同級生から懇親会の案内をもらったこと。来春に向けての支援のために集まる機会を作ってくれたことに感謝しています。
  • 法的対応に関わるふたつの相談がありました。お互いの利益が対立している案件なので法的対応が必要だと考えて対応する予定です。