活動報告・レポート
2022年10月17日(月)
和歌山徳島県人会
和歌山徳島県人会

令和4年10月2日に開催した「和歌山県と徳島県の文化交流イベント」の反省会に参加しました。和歌山徳島県人会が開催した第一回目の交流会で、音楽と踊りを通じて両県の文化交流が図れたイベントとなりました。実行委員会として今年の成果と反省をすることで、来年の開催につなげる目的で実施したものです。

冒頭、徳島県人会会長から「皆さんの協力のお陰で良いイベントになりました。もう来年も開催したいと思っているので会場を押さえています。徳島県からは阿波踊り出演や物産の協力をしてくれたことで和歌山県との文化交流が図れたと思います。来年もよろしくお願いいたします」と挨拶がありました。

続いて実行委員長から「良い出来栄えのイベントになったと思います。第一回目だったので、これまでにない歌謡審査を取り入れたのですが、新しい取り組みなので予想していた通り批判もいただきました。しかし審査基準はこれで良かったと思っています。両県の文化交流なので、他と同じことを実施していても意味がないと思っています。来年も今年と同様に公正な審査基準を設けて実施したいと考えていますので、皆さんの協力をお願いします」と挨拶がありました。

そして僕からも、徳島県人会顧問の立場から挨拶をさせていただきました。

実行委員会の皆さん、企画から準備、イベントの運営まで本当にお疲れ様でした。今回の企画の相談を受けたのが、今から約一年前だったと思います。今春、この徳島県との交流イベントは文化交流なので、県の文化交流のひとつとして後援をもらえる内容と思ったため、県との協議も行い無事実施することができました。

そして実行委員会の皆さんで文化的な質を高める企画を行い、見事に成功することができました。徳島県人会として嬉しいことであり、イベントへの批判があったことは新しい試みであり挑戦したことでもあるので、気にする必要はないと思っています。

民間団体が主催した和歌山県と徳島県との文化交流イベントは初めてだったと思いますから、挑戦する姿勢は素晴らしいものがあったと確信しています。今日の反省会で意見を出し合い、その意見を踏まえて来年の第二回大会につなげたいと思います。南海道で結ばれた両県が文化交流を行うことで、更に理解し合えることを期待しています。実行委員会の皆さんに感謝しています。お疲れ様でした。

代表して話をさせていただいた三人の挨拶は以上の内容です。

ひとつのイベントを仕上げるには関係者が多くの時間を費やしています。今回も半年以上の時間を費やして当日を迎えることになりました。全員の団結力の結果が出たことを嬉しく思っています。

徳島県とは四国新幹線構想、紀淡海峡ルート構想の実現に向けて協力関係にありますし、eスポーツの先進県である徳島県に学ぶこともたくさんあります。また関西広域連合で徳島県飯泉知事とも話をさせていただくなど、これまでもたくさんの交流機会に恵まれてきました。

今回の和歌山徳島県人会の取り組みが、両県のより深い交友関係につながったことを願っています。将来、両県が新幹線と道路で結ばれるなら、海路で行き来していた南海道が陸路で結ばれることになり、より一層の文化交流へと発展するものです。

このイベントを契機として、さらに強く紀淡海峡ルートの実現を目指していきます。

その他
  • 紀の川紀の川をきれいに一望できる景観の場所を案内してくれたこと。この景観は売り物になるものです。
  • コロナ禍のため休業していたライブハウスが再開する運びとなりました。お客さんの安全のため3年近く休業していたのですが、機器も最新のものに更新してお客さんを迎える準備をしています。そのオーナーの熱い思いを聞かせてもらいました。