活動報告・レポート
2017年10月31日(火)
評判が仕事を決める
評判が仕事を決める

「その人の評判は何人かの人と会うことで知ることができます」と話してくれました。

例えばXさんという人がいるとします。街を歩いて何人かの人と会い、その人達にXさんのことを尋ねると評判を聞くことができます。

その時、10人に評判を聞いて約半数の人が「あの人は良い人です」と答えが返ってくると、その人は大丈夫だと思って良いと思います。

もし10人に聞いて2人か3人の人が「あの人は良い人です」と答えが返ってくるとしても、その人はまだ大丈夫だと思います。

ところが稀に10人に評判を聞いて10人とも「あの人は信用できません」という答えが返ってくる人がいます。そんな人は「信頼できない」と言わざるを得ないという話をしてくれました。

例え評判を尋ねた10人の中で2人か3人でも「あの人は良い人だ」と回答が返ってくる人であれば、「まだ信頼性が残っている」ということになりますが、評価する人が1人もいないのであれば「流石に付き合うことを止める方が賢明です」となるという話を聞かせてくれました。

それは「どんな人でも良い一面と悪い一面がありますが、全ての人が良くないと評価しているということは、悪い一面が多すぎると思います。少しぐらいの悪さがあっても良い面が上回っていれば打ち消すことができますが、良い面がなければそれもできません。だから評判の悪い人とは距離を置くことです」という答えを聞かせてくれました。

ビジネスなどの展開を考えるために人と会った後は、その人の評判を調べることは珍しくありません。今ではインターネットで評判を確かめるなど、ビジネスパートナーとして組んでも大丈夫かどうか調査します。全てにおいて良い評判の人は中々いませんが、少しの人が悪口を言っていても、半分ぐらいの人が「良い人だ」と言うならパートナーを組んでも大丈夫だと言えそうです。

今日この話をしてくれた人は「私の評判も良くないと思いますが、10人に聞いてもらったら流石に2人や3人は『あの人は良い』と言ってくれる人がいると思います」と笑いながら説明してくれました。

これまで経験した過去の例からも、この話と同じことが言えると思います。以前、「○○会社に仕事の依頼をしたいので紹介して欲しい」という依頼を受けたことがありました。その人は個人でしたが、一緒にプロジェクトを組んでいるのが上場会社だったことから信頼して○○会社を紹介したことがありました。

依頼したことに対してビジネスは順調に進んでいると思っていました。ところが数週間後、○○会社から連絡がありました。それは「今回の案件は中断します」というものでした。「どうしてですか」と尋ねたところ、「あの人の評判は極めて悪い」という理由でした。本格的に検討に入ろうと人物調査をしたところ、「良くない評判ばかりだった」ということでした。プロジェクトを組んでいる会社は信頼できますが「組んでいる人が悪すぎます」という理由だったことを思い出しました。

人の評判は、その人と組むかどうかを決める大きな要素となりますから、複数の人に確認をしてから判断したいと思います。

避難体験

防災用品研究会が平成30年1月に避難体験会を企画しています。そこで防災バスの体験や役立つ防災用品の紹介などを行うことにしています。津波や巨大地震など非常時は日常と精神状態は異なりますから、平時であればできることが非常時にはできないことや用意できないことがたくさんあると思います。

防災用品研究会では、平時に準備しておくことで避難所開設や運営の時に困らないことの提案をしているので、その打ち合わせを行いました。避難所運営や避難する際に役立つ知識や用品のことを知ってもらうことが大事だと思いますので、避難体験会について協議しています。