活動報告・レポート
2017年8月28日(月)
2025国際博覧会
2025国際博覧会

関西、大阪が誘致活動を行っている「2025国際博覧会」は関西広域連合としても誘致活動を行っています。関西広域連合議会では平成29年8月24日に開催した定例会において「2025国際博覧会の大阪・関西への誘致に関する決議」を賛成多数で可決しています。

地元の関西広域連合で決議したことから、これからの誘致活動が更に強化されることになりました。

この「2025国際博覧会」について、8月25日の「片桐章浩を応援する会」主催の議会報告会で説明した内容のものを以下に記します。

開催場所は大阪市にある夢洲。開催期間は2025年5月3日から11月3日までの185日間。入場者想定は約2,800万人から3,000万人。会場建設費用は約1,250億円。経済波及効果は約1兆9千億円となっています。

開催地決定までのスケジュールは次の通りです。

2017年4月24日に立候補を行いました。6月に開催された博覧会国際事務局総会(BIE)でプレゼンを行いました。以下は11月にBIE総会があり二回目のプレゼンを行う予定です。

2018年1月から3月頃にBIE調査団の来訪があり、6月のBIE総会において最終のプレゼンを行う予定です。そして11月に開催されるBIE総会において、開催地決定投票が行われ、開催地が決まることになります。

また立候補をしている国と開催都市などは次の通りです。

フランスのパリ。ロシアのエカテリンブルク。アゼルバイジャンのバクーの三カ国です。現在のところ、どの国が優勢なのかは分かっていませんが、2024年のオリンピック開催国に決定しているフランスパリが優勢ではないかと噂されています。

しかし日本、関西、大阪も科学、技術力、文化などの実力があり、交通網の利便性と治安レベルで誘致性がありますから、関西全体で国内外への広報活動と、トップセールスを行うことで誘致を成功させることが可能だと思います。

本をいただく

和歌山市内の経営者を訪ねました。「片桐さんに読んでもらおうと思って本を二冊買いました。読んでみて下さい」と言って本をいただきました。テーマは「人の幸せのために生きる」というものです。自分が良いと思ったことを相手にすることを実践してきた経営者の物語です。

本をいただいた方も経営者なので「共感できるものがありますし、自分もこんな生き方をしてきたと思っています。著者に会って話をしたことがありますが、恐れ多いと思いますが、経営の考え方や人との接し方が似ていると思います」と言って本を紹介してくれたのです。

一代で事業を成し遂げていますが、皆さんから受けたご恩を返しながら生きているそうです。「この方は自分だけの利益ではなくて周囲の人にも喜んでもらいたいと思って行動していますし、この元になるものはやろうとする勇気と勝負度胸があること。そして周囲の人への感謝の気持ちがあることです。私が最近感動したのはこの方の話を聞いた時のことです。3時間の講演を聞いたのですが感動でした」と、プロの経営者に言わせるのですから凄いことだと思います。

そして「この方は会社の利益を地域に還元しています。会社があるのは育ててくれた県と地域があるからだと思ってのことです。この方の話を聞くことは参考になるので、紹介するので会ってみて下さい。きっと和歌山県の発展のためのヒントをもらえると思います」ということです。

良いことは人に伝えること。それが多くの恩恵をいただける方法です。