活動報告・レポート
2017年6月14日(水)
県議会二日目
県議会二日目

県議会定例会は二日目に入りました。本日は議会の常任委員会や特別委員会などの所属を決めました。私の所属は常任委員会が経済警察委員会、特別委員会は行政改革・長期計画等に関わる特別委員会に所属することになりました。常任委員会は一年任期、特別委員会は二年任期となっています。これまで3年間は建設委員会に所属していましたが、今回は久しぶりに経済警察委員会所属となりました。

京奈和自動車道と第二阪和国道の供用が開始されるなど大きな節目の年度に建設委員会に所属させてもらったので、当局と議論を交わし現地視察を行うなど、実際にこの成果を感じることができました。また和歌山南スマートインターチェンジの工事も順調で、平成30年度の完成に向かっています。県土発展のために建設委員会を離れても、しっかりと道路行政に対応したいと考えています。

経済警察委員会では県内経済の活性化を中心に議論が交わされます。企業誘致や雇用問題、中小企業の振興やエネルギー問題などが議論の対象になりますから、しっかりと取り組みたいと考えています。

また行政改革・長期計画等に関わる特別委員会は、昨年度は和歌山県長期総合計画の策定に関する議論を交わし、仕上がった計画を県条例として交付しています。平成29年度が長期総合計画の初年度となりますから、その仕上げの年度の計画の進捗と管理について特別委員会委員として取り組みたいと考えています。

議会において本日は関西広域連合議会の議員選出も行い、私も関西広域連合議会議員に選出いただきました。関西広域連合議会も年に四回開催され、それ以外に委員会などが開催されていますから活動範囲が広がることになります。また所属は防災医療特別委員会となりました。

議会定例会は、平成29年7月、8月、11月、平成30年3月の四回が予定されています。年四回のうち一回は一般質問の機会があるようなので、関西広域の課題につい議論を交わしたいと考えています。

早速、関西広域連合事務局の方が和歌山県に来てくれ、関西広域連合の組織や課題について説明を受けました。

関西広域連合は日本最大の自治体で、和歌山県は平成22年12月の当初から参画しています。現在、参加している自治体は滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、京都市、大阪市、堺市、神戸市となっています。

関西広域連合として2025年の大阪万博の誘致活動やワールドマスターズゲームズなどの関西の大きなイベントに関しても関西広域連合で取り組むべき課題ですから、関西広域連合議会議員としてこれらの分野に関しても活動したいと考えています。

新しい所属、関西広域連合委員として活動していきますので、引き続き皆さんからの応援をお願いいたします。

また、この議会も一般質問の通告を行い、6月26日、月曜日の午前10時40分頃から登壇することになりました。一般質問で取り上げる項目は未決定ですが、皆さんから聞き取っている県政の課題やあり方について議論を交わす予定です。

子ども食堂

和歌山市内にある子ども食堂を訪ねました。夕方6時過ぎに行ったところ、食堂は地域の子どもと大人で満員でした。隣の席の方と話をしたところ、「みんなここに来るのを楽しみにしています」、「子どもも来ていますが大人が来てもコミュニケーションが図れるので楽しいですよ。大人食堂の日もあります」などの話を聞かせてくれました。

子ども食堂 子ども食堂

中之島子ども食堂では、大人は夕食の協力金として300円で食事をいただけます。入り口を開けて受け付けに行くと「お帰りなさい」と声を掛けてくれます。我が家と学校や職場に続く第三の居場所としての空間になっています。

ところで子ども食堂の運営は、ボランティアさん達が食事作りなどのお手伝いをしてくれています。知人の一人から「子ども食堂のお手伝いをしています」と聞いたことから「訪ねます」という流れになりました。そのことを知った多くの友人が、今日ここを訪ねてくれました。

子ども食堂

さて食事の感想は「おいしい」の一言です。そのこともあり地域の子ども達や、コミュニケーションを図るために大人も訪れています。これから皆さんとコミュニケーションを図るための企画を検討したいと考えています。

案内してくれて話を聞いてくれたスタッフの皆さんに感謝しています。

懇談会

頑張っている皆さんとの話は楽しい時間になります。今回は困っている人の相談を受けている方、外国語教室を開設している方との懇談の時間を持ちました。日常から人のお役に立つことを仕事にしていることは素晴らしいことです。たまに緊張感から脱却することも大事なので、今日の懇談の予定日を決めていた時から「今日が待ち遠しかったです」と期待を込めて話してくれました。

流石、心理カウンセラーだけあって「壁がないので話がしやすいです」、「誰にでも受け入れてもらえる性質です」、「リラックスさせてくれる空気があります」などの言葉をいただきました。

経済的に困っている人の支援、人間関係で悩んでいる人の支援。そこから子ども食堂や若い音楽家の活動支援などに話は展開していきました。引き続いて共同した活動を行いたいと考えています。