活動報告・レポート
2017年4月19日(水)
母校
母校
向陽高等学校

和歌山県立向陽高等学校を訪問しました。実に久し振りのことですが、変わっているようで変わっていない感じがしました。今日はクラブ活動の登録締切日だったことから、大勢の新入生の姿がありました。初々しく爽やかな空気があるのは新入生の特長だと思います。挨拶してくれる生徒がいたので、つい「あんな時代があったんだなぁ」と思ってしまいました。自分が高校生の時は学校内では高校生以外の姿が見えていなかったように思います。あの時は一体どんな大人が高校を訪ねて来てくれていたのかと思いました。もしかしたら卒業生や同窓会の役員、議員が来ていたのかも知れませんが、これから先のことは高校生には予想できませんから、どんな立場の人であってもその姿を見ていなかったと思います。

今日、校内で挨拶を交わした生徒にとっても僕の姿は見えていなかったと思います。だから校内にいると透明人間になったように感じます。高校は高校生が主役ですから、高校生の思い出の中に先生以外の大人が入り込む余地はありません。

校内にいると、かつて高校生の世界の住人だったことを懐かしく思います。変わっていない校舎やグラウンドがありますが、新しくなった校舎や体育館が存在しています。不思議なことにこの辺りにはいったい何が存在していたのか思い出せません。高校生の時の記憶は大人になると忘れてしまうもののようです。

向陽高等学校

さて今日は海草・向陽東京地区同窓会の打ち合わせを行いました。校長先生と担当の先生と日時と行程、実施内容について確認しました。5月21日の日曜日に東京都内で海草・向陽東京地区同窓会が開催されるので、学校長と同窓会役員が出席することになっています。今年の同窓会に副会長として僕が出席することになりました。

向陽高校を卒業後、東京で働いている先輩や後輩が多数いることを頼もしく思いますし、是非ともそれぞれの分野で活躍して欲しいと思います。それが同窓会の励みになりますし自慢になるからです。

目指すべき山は高い方が良いので、先輩方には高い山としてそびえていて欲しいと思いすし、後輩のために僕達は今も成長し続ける山でありたいと思います。伝統とは先輩が築き後輩に伝えるものであり、卒業生には高い山としてそびえてもらうことが伝統に重みを持たせてくれます。頂を高くすればするほど、伝統に重みと深みが出てきます。現役生の目標になっている東京で活躍中の先輩や後輩と会うことを楽しみにしています。

同窓会の当日は、来賓として同窓会代表の挨拶をさせてもらうことになりました。向陽高校の過去と現在、そして卒業生として活動している様子を伝えたいと考えています。

向陽高等学校

ところで向陽高校は平成27年に創立100周年を迎えています。今年は102年目となっていて、新しい100年の歴史を刻み始めました。現在の母校のスローガンは「未来へつなごう 向陽のバトン」であり、過去の100年の卒業生の一人として、新しい世代にバトンをつないでいるところです。

在校生はつないだバトンを受け継いでくれていると思い、同窓会の打ち合わせと共に、東京への修学旅行で外務省を訪問することを提案しています。修学旅行の班として行うグループ研修の中で、外務省訪問を検討してもらっているところです。郷土の偉人陸奥宗光元外務大臣の像がある外務省を訪ねることで、郷土への誇りを持ち、先人に負けないような人物になることを目指してもらうことを期待してのことです。今年の修学旅行は5月の予定ですが、東京都内の学習する訪問先はまだ決定していません。先輩として高校生の時に外務省を訪問して世界を見る視点を養うことを勧めています。在校生の中から、将来の日本を背負う人物が登場してくれることを期待しているからです。

同窓会役員の一人として、これを機会にもっと向陽高校と行き来をしたいと思いました。

その他
  • 同級生が紹介してくれた事務所を訪問したところ、直ぐに事務所にポスターを貼ってくれました。同級生の応援してくれる気持ちと、この会社経営者の心意気に感謝しています。
  • お昼の告別式と夜の通夜式に参列させていただきました。春にお別れすることは寂しいことです。これまでのご厚情に感謝しながらお別れしました。
  • Nさんと懇談している時、「議会報告書を100部ほど持って来て下さい。知り合いに配布して回りますから」と伝えてくれました。いつも発行の都度配布してくれていることに感謝しています。