活動報告・レポート
2017年3月1日(水)
経営者との懇談
経営者との懇談

会社経営で大事なことは利益を上げること、売り上げを伸ばすことですが、その基礎となるものが組織体制です。責任の所在の明確化と金銭出納の厳格化、そして組織全体を見渡すことのできる立場の人を作ることです。会社利益を上げ、会社組織を強くするために必要なことは人材の確保と育成です。将来に向けて人材を確保しておくことは大切ですし、育成することも大事です。そして全ての課題を社長がする訳にもいかないので、社長が信頼できる人を社長秘書にして社長の意志を伝え、現場に入り課題解決の糸口を見つけ出せるような体制を確立することが大事です。

しかし中小企業で組織体制が出来ている会社は少ないと思います。直接利益を生み出さない管理部門ですが、管理部門がなければ組織は回っていきません。中小企業の弱みの一つに全体を見渡すことができ、社長に変わってアドバイスができる管理部門が存在していないことが挙げられます。

この組織の弱みを強くしていくことについて話し合いました。こんな課題に向き合い解決しようと意欲のある経営者がいる会社の将来は明るいと思います。

会長・幹事会

和歌山市内のライオンズクラブの会長・幹事会が開催されました。議題は、今後のクラブ運営のあり方、次期年度の地区委員の割り当て、直川用地に桜の木を植樹した後の管理について協議を行いました。この会長・幹事会は各ライオンズクラブの問題であるものの、全体に影響を及ぼすものや、全クラブで実施すべきことがあった時に招集されます。

ライオンズクラブの会計年度は7月から翌年の6月までですから、今年度も残すところ4カ月に迫ってきました。活動をしていると、一年が過ぎるのはとても早く感じます。本年度の課題を集約し、次年度に引き継ぐ時期に差し掛かってきました。

DVD

平成29年1月30日にBS-TBSで放映された「鹿鳴館の華 陸奥亮子」のDVDを受け取りました。この番組は和歌山県田辺市出身で平成27年度和歌山県文化功労賞を受賞した大路和子さんの「相思空しく−陸奥宗光の妻亮子−」の著書を基に制作された番組だと知らされました。大路さん本人も解説で登場していますから、明治維新以降の和歌山県にスポットを当ててくれているようで、嬉しく思います。

今回、一般質問で幕末と明治維新について、特に陸奥宗光を取り上げることを知ってくれた皆さんからたくさんの意見や資料もいただいています。全国で開催される展覧会の内容や各県の取り組みの資料、そしてテレビ放送された陸奥亮子に関するDVDの提供、またNHK-BSプレミアムの「英雄たちの選択 明治トップレディたちの華麗なる変身〜条約改正に挑んだ女たち〜」で取り上げられた陸奥亮子のことも教えてもらうなど、これだけでも取り上げた甲斐があると思います。

何もしなければ、何も集まってこなかったと思いますし、他県の方が和歌山県に関心を持ってくれなかったと思います。

多くの皆さんから「陸奥宗光を取り上げてくれることを和歌山県の誇りに思います」、「幕末から明治維新にかけての和歌山県の存在を強く訴えてくれるものです」、「大政奉還や明治維新150周年での和歌山県の取り組みを大いに期待しています」などの意見を寄せてもらっています。

歓迎会

和歌山ゴールドライオンズクラブの新会員の歓迎会を行いました。今回は4人の新会員をお迎えできたのでメンバーのお店で歓迎会を実施したものです。全ての会社や組織に通じることですが、新しい人が加入してくれると活気がでます。新しい人が入り雰囲気が良くなると、やはり組織は人で有ることを感じることが出来ます。

勿論、経験者の存在が大きいことは間違いなく、経験者に加えて新しい人が入ることで組織は活力が生み出されます。仮に、会社や組織に10年間、新入社員や新人が加入しなければ、その会社や組織の活力は低下していると思います。変わらないように見えるものでも存在し続けているものは分からないところで変わっているのです。全く変わらないで存在し続けている組織はないと思います。

私達のクラブも新人4人が加入してくれたことから活動力が増してきました。今日の明るい雰囲気を保ちながら、社会貢献活動を続けていきたいと考えています。