活動報告・レポート
2016年5月22日(日)
慰霊祭
慰霊祭
慰霊祭

高野山で第41回物故ライオンズ慰霊祭に出席しました。今年も多くの同志がお亡くなりになったことに際して、ご冥福を心からお祈りしています。皆さんとは社会奉仕活動を行ったように、同じ価値観、同じ志を持ってわが国の発展、そして地域の発展に尽くしてきました。一人ではできないことも、一人では心細いことでも、仲間と一緒に活動することで実行することができました。

故人は志半ばで人生を終えることになりましたが、私達がその志を受け継ぐことでこれからも社会奉仕活動を続けていくことを誓い合いました。

この慰霊碑の下には、41年間の間に5,000名を超える同志が眠っています。私達の335B地区の同志がたくさんここで眠っていますが、これだけの元メンバーが先の時代を築いてきたことを思うと感慨深いものがあります。社会貢献活動に尽力してきた人数と年月を思うと、志ある人が社会を支え発展させてきたことを思います。

昨日、高校3年生の時に担任を受け持つてくれた岡崎先生から「時代は名のある人が作って来たのではありません。表には出ないけれど学校を支えてきた人がいるから、学校で生徒が育ち、問題が大きくなることなく学校運営ができてきたのです。評価されるべきはそんな無名の先生方です。そのことを伝えたいと思います」と話してくれたことを思いだしました。

この国、私達の社会は、偉大なリーダー達によって発展、成長してきました。しかしリーダーだけで国や地域を築くことはできません。リーダーを支える人、その人を支える人、リーダーに泥を被せないようにして守る人、直接現場対応する人などによって形成されてきたと思います。

社会で知られることのない人達、社会が忘れようとしている人達が、この国を創り、そして地域を発展させてきたのです。そんな元メンバーが高野山に眠っていることを思いました。

慰霊祭

私達は先人たちの活動した足跡を忘れてはなりませんし、その志を受け継ぐことが使命だと思いました。現役で活動できる時間を大切にし、慰霊碑の下で眠る人のためにも、これからの地域社会を築いていきたいと考えています。今日よりも明日が少しでも前進していくように、今日の活動をしたいと思います。

私達は眠ってから活動することはできません。今が活動をする時期なのです。そして先人たちが私たちを次の世界から見守ってくれています。活動のあり方は時代によって変化していますが、私達の時代の活動が先の時代よりも劣っていると思われたくありません。

やるべきことをやる。使命を果たす。言葉にすると簡単なことですが、実践するのは簡単なことではありません。それをやろうとしているのがライオンズクラブです。ライオンズクラブが困難に挑戦できるのは、近くに志のある仲間がいるからです。私達の活動がこれからも社会に貢献できるものであり続けるためにも、慰霊祭に出席して故人と会話を交わした現役の私達が地域社会リードしていかねばなりません。

物故ライオンから志を引き継ぎ、そんな志の確認ができた慰霊祭だったと思います。ここで眠られている御霊に心から追悼の気持ちを捧げます。

打ち合わせ
打ち合わせ

熊本地震に対する義捐金活動について打ち合わせを行いました。今週水曜日にライオンズクラブで献血活動を行いますが、その時に熊本地震への義捐金を募ります。一緒に義捐金を呼び掛けることに協力してくれるのが、「熊本地震の救援募金に賛同するセラピスト有志」の皆さんです。事務局を務めてくれている方を訪ねて、当日までの準備物の作成と実施方法の打ち合わせを完了しました。

打ち合わせ

水曜日、セラピスト有志の皆さんが献血会場に来てくれて、ボランティアで簡易マッサージを施してくれるので、施術料金見合いの金額を熊本地震への義捐金として預かることにしています。施術料金として預かったお金は全額、ライオンズクラブが責任を持って熊本地震への義捐金として届けることにしています。

事務局の方から「和歌山県にいながら熊本の皆さんのお役に立ちたいと思い、何か行動しなければと思いました。私達ができることは施術を提供することだけですが、得られたお金を義捐金として届けたいと思います。一緒に活動できることを嬉しく思います」と話してくれました。善意の活動の広がりを嬉しく思って居ます。