活動報告・レポート
2015年9月13日(日)
ふれあい寄席
ふれあい寄席

和歌山市内で開催されたふれあい寄席に行ってきました。これは柳橋さやかさんが企画したもので、落語を中心とした芸能をみんなで楽しもうというものです。期待通りの企画で、一緒に行った方々も「楽しかった。落語に興味が沸いてきました」などの感想を聞かせてくれました。

落語は若手の桂紋四郎さんで、小話と落語の世界へと導いてくれました。落語は一人二役で話が展開していきますが、右側が立場の上の人、左側に立場が下の人が登場します。よくあるパターンとして、右側にご主人、左側に丁稚奉公人が登場するというケースがあります。最初は入門編として、この代表的なパターンで落語を披露してくれました。そこで一気に落語の世界に引き込みますから、プロの力量は流石だと思います。

和歌山市でプロの落語に接する機会はそれほど多くないと思いますから、今日のふれあい寄席の企画は、和歌山市にいながら日本の古典芸能に触れる機会となりました。何事も知らなければ関心を持つことはありませんが、一度でも聞いて簡単な知識を得ると、そのことが関心事項になります。ですからテレビや新聞などで落語のことが報道されると、これからは関心を持つことになります。それだけ世界が広がるということです。

知識があれば見えてきますし、聞こえてきますが、知識がなければ自分の前に存在していないようなものですから、関心を持つことはありません。知識があるのとないのとでは、世界が大きく違っています。落語の初歩的な知識を得ることで、活動の領域がまた少し広がったと思います。

ふれあい寄席を企画した柳橋さんはチャレンジ精神が旺盛で、兎に角、和歌山市にないものを引っ張ってきて、私達に提供してくれようとしています。プロを目指す子ども達へのダンス教室や高齢者向けのダンス、そして今日の寄席などを企画して、私達を楽しませてくれています。

ふれあい寄席に続く企画も予定しているようなので、これからも私達を楽しませてくれそうです。

ところで会場となったふれあいカフェは今年6月にオープンしたカフェで、地域の皆さん、特に高齢者の方々の交流の場にしたいと考えたオーナーが経営しています。人と会い話をすることが健康で活き活きとした生活につながりますから、地域にお世話になっている一人として、この地域で暮らす高齢者の方々を決して一人にさせないというオーナーの思いを感じることができます。

これからも地域社会の元気に貢献できる施設であり、楽しい企画を発信してくれる場所であることを期待しています。

和歌山県の良いところ

和歌山県良いところを話してくれました。ここに暮らしていると気付かないことでも、他の地域から見ると良いところがたくさんあると聞かせてもらいました。

  • 食べ物が美味しいこと。
  • 温暖で過ごし易いところ。
  • 災害が少ない地域なので安心して暮らせること。
  • 大阪市内までの移動時間が短くて、関西空港にも近いので首都圏へ行くことも便利なこと。
  • 温暖な気候で生活に適していることから企業立地にも利点があること。もっと企業が来てくれる潜在能力があります。
  • 観光では高野山や熊野古道、パンダが人気で、観光地としての底力があること。
  • サーフィンに適した海があることから、うまく周辺地域の整備をすれば関西地域のサーフィンのメッカになれる地域であること。

以上のような、和歌山県に自信を持たせてくれる話を聞かせてもらいました。