活動報告・レポート
2011年12月29日(木)
ChuriStaライブ
ChuriStaライブ

和歌山市内のガーデンパークでChuriStaのミニライブがありました。寒空の下でしたが、ChuriStaの二人は元気一杯に新曲を歌ってくれました。今日のライブは平成24年1月5日発売のミニアルバムの広報も兼ねたものですが、東京から和歌山に凱旋ライブをしてくれることは有り難いことです。しかも冬の空の下でライブをしてくれたのですから二人に感謝しています。親しみ易くて歌に入っていけるのがChuriStaの特徴です。明日もガーデンパーク内でライブを行いますし、大晦日には和歌山マリーナシティでの年越しライブにも出演します。和歌山県から発信した二人の活動に期待しています。

和歌の浦

和歌山市を元気にする方法について意見交換を行いました。全国を駆け巡っている市内の会社経営者は、和歌の浦の地は全国に誇れるものであり、ここを再生させて欲しいと依頼がありました。再生する方法は、世界の医療日本を目指した地域にすることの提案がありました。和歌の浦に医療機関を誘致し健康保持と医療によって和歌の浦に世界中から人に来てもらう構想です。

人がお金を支払うのは命と健康、子どもの教育です。付け加えると奥さんの美容も入るのですが、そこを狙ったまちづくりを指向したいところです。和歌の浦に世界のスーパードクターに来てもらい診療を受けられるとすれば、世界中からお客さんが集まります。そんな地域として再生してくれたら夢が広がりますと話してくれました。

全くその通りで、医療で和歌の浦を再生するという構想はありました。しかし経済情勢の悪化に伴い、その構想はストップしています。これを動かす方法は、和歌山市が和歌の浦に医療を集積するという宣言をする以外にありません。市が本気で和歌の浦を再生する、その方法として世界の先端医療を和歌の浦に集めたいと内外にアピールする以外ありません。世界中の投資家の関心を呼ぶこと、それが和歌の浦再生の道です。

地元の自治体が本気で和歌の浦を再生すると言わなければ、再生することはできないのです。地方自治体が地域経営することはできませんから、如何にして民間投資を呼び込むかが再生の鍵を握っています。投資家は地元自治体が本気でなければ投資をすることはありません。

例え和歌の浦に少数の元気な経営者がいたとしても、地域全体として盛り上がらなければ長続きしません。民間を呼び込むためにはこの場所が日本として価値のあるものであり、和歌山市も力を入れていることを示さなければならないのです。その点が不足しているので再生への道は険しくなっています。

折角、国の名勝指定を受けながらも変化が見られないのは、熱意が不足しているのと再生の方法を示していないからです。「全国を仕事で回って感じることは、和歌の浦のようにインフラが整備されて、海の景色がきれいな場所は少ない」ということでした。もっと自信を持って再生への舵取りをしたいものです。

関西空港

関西における関西空港の役割はないに等しいと言う意見をいただきました。市内のある経営者は、仕事で東京に行く時は伊丹空港から羽田空港に入り、帰りも同じ行程をとっています。行きと帰り空港が違うと不便だからです。和歌山市在住ですから、可能であれば関西空港を利用したいのですが、朝と夕方はビジネスで適切な便がないのです。そのため伊丹空港を利用しているようです。

また外国旅行に際しては成田空港を利用しているようです。関西空港から欧米への直行便がないため、一旦、成田空港に出て全日空か日本航空の直行便でフライトをしているのです。アジア方面であれば関西空港からの便があるのですが、欧米の拠点は東京に集中させているため関西空港の役割はないのです。そして日本のハブ空港にはなれません。

そして伊丹空港の問題の指摘がありました。伊丹空港の最終発着便は、地元との話し合いによって午後8時20分になっていると聞きました。最終が8時20分ですから、伊丹空港に行く交通は8時位で最終になっています。出張のため新大阪から伊丹空港にバスで行こうとしたら、そのバスはなかったのです。何故なら午後8時から伊丹空港に行っても飛行機がないからです。午後8時20分で終わる空港が関西の顔になれる筈はないのです。まして世界と競争することは到底できません。早く関西空港に一本化しなければ、関西空港の存在価値はなくなります。伊丹空港では世界に通用する空港になれないのは明白ですから、関西空港に集約すべきです。もしくは地元住民の皆さんが伊丹空港を支援するのであれば深夜便の発着も認めるべきです。空港にはいて欲しい、でも午後8時20分以降の発着陸は駄目だという理屈は通用しません。

伊丹空港を廃止して、伊丹空港がなくても関西空港へのアクセスを良くすれば問題はありません。大阪駅からリニアモーターカーを走らせるだとか方法はあります。オール関西の視点に立って考えて欲しいものです。

オマーン国

和歌山県からオマーン国に派遣されている先生がいます。オマーン国の日本人学校で教えているのですが、その先生が年末で帰国しました。とても興味深い話を聞かせてくれました。オマーン国の経済は石油の輸出で成り立っています。豊かさの源は石油なのです。一日の石油の売り上げは日本円で約600億円です。一日に600億円も稼いでくれているのですから国は豊かになります。しかも石油は利益率が高い商品ですから、国が外貨獲得をできているのです。

そのたる税金はゼロ医療費と教育費は無料です。ガソリンは現在1リットル12円となっています。100リットル給油しても約千円なのです。日本だと大型車で100リットル給油すれば1万円ですから、如何にガソリンが安いかが分かります。

治安が良くて親日の国民性です。石油資源でつながっているわが国とオマーン国です。遠くて近い感じがしました。